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はじめての露出


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【@右巻きソフトウエア】 「初・体験教室」 「ま〜めいど★ハンター」 「怖くない怪談」 「ないしょのえろカタログ」

 はじめての露出


 ねぇ、さやちゃん?
 ボク、なんだかヘンなことになっちゃってるよ。
「大丈夫。今ならダレも来てないよ」
 教室の外を伺いながら、全裸の女の子が教えてくれる。
 そのかわいいお尻に背を向けて、ボクはため息をつきながら、仕方なしにズボンとパンツを脱いだ。
 うん。そうなんだ。
 結局、女の子の手を振りほどけなくて、コクンと頷いちゃってた。
 ボクってば、お人好し。
 う、うん…ちがうね。
 ホントは、おちんぽの期待を無視できなかったんだ。
 もしかしたら、えっちさせてもらえるんじゃないかな…って。
 もう…ボクってば、澄子ちゃんいうように、ムッツリスケベなんだね。ため息でちゃうよ…。
「靴下と上履きは履いたままね。
 その方がドキドキするの」
 脱いだものを机の上に畳んでいると女の子がいった。
 全裸に靴下と上履き。
 たしかにヘンな格好だもんね。見られたらとっても恥ずかしい…。
 両手でおちんぽを隠し、自分の足元を見てそう思った。
 急に女の子の視線が気になってドキドキしちゃった。
「ヘンな格好だね…」
「あたしも、そうよ…?」
 ボクは顔をあげると、改めて女の子の身体を見つめた。
 色白な方かな…?
 肌がちょっと日焼けして、水着の跡がうっすら浮かんでる。
 胸はまだ膨らんでもいなくて、桜色の乳首はちんまりとかわいい。
 その様子だと、おケケはまだだろうね。手で隠してるけど。
 足は太いって感じじゃなくて、ふっくらしてかわいらしい感じ。
 靴下と上履きだけなのはボクと同じだけど――靴下は白い女の子用。折り返しのトコに、さくらんぼのかわいい刺繍があった。
 意外なことに、背丈はボクよりと同じくらいだった。
 うん。そうだね。
 さっきまでボクより小さいと思ってたんだ。
 きっと、よっぽどコワかったんだろうね。あんなに小さくなっちゃってたんだから。
 ほどなくボクらは、互いにマジマジと見つめ合ってるのに気づいた。
 なんか、気恥ずかしくて、照れくさい…。
 どちらからともなく、「うふふ」「えへへ」と笑いあった。
「それじゃ、行こう?」
「え?! 廊下に出るの?!」
 “ちょっとだけ”っていうから、教室の中だけだと思ったのに…。
「あたしの教室まで。
 すぐ近くだから、大丈夫!」
 そういうと、女の子はボクの片手を取った。
 もう。いやだな…。
 ボクのおちんぽったら、また期待を膨らませちゃった…。

 ボクは女の子に手を引かれながら、廊下へ足を踏み出した。
 誰もいない、放課後の廊下。
 シーンと静まり返った空気は、初夏なのに少しひんやり感じた。
 うん…すごくドキドキしてる…。
 息をするのも忘れちゃうくらい、緊張しちゃってる。
 なんていうか、肌がピリピリしちゃって、ちょっとの物音でも過敏に反応しちゃいそう。
 当たり前だよね。
 ダレがどう見ても、全裸で手を繋いでるボクらはヘンタイだもん。
 物陰からコッソリ見られてるんじゃないかって、とってもコワイ…。
「どうしたの?」
 女の子はツーテールの小首を傾げた。
「うん…」
 まるで高い崖の上で、綱渡りでもしてるみたい。
 半歩も足が出ない…。
「早く行かないと、ダレか来ちゃうよ?」
 ビクンと身体が跳ねると、女の子はイタズラっぽく笑った。
「うふふ!」
 もう…ホンキでビビってるのに…からかうなんてシュミわるいよ…。
 うん。そうだよね。
 なんで女子って、こういうヘンなコトに積極的なんだろうね。溜め息でちゃうよ…。
「ボク、すごく緊張してる…」
「うん。あたしも」
「そうなの?」
 ぜんぜん、そんな風に見えないけど。
「ふたりで歩くの、はじめてだもん」
 桜色のほっぺたがかわいい。
「ねぇ、キスして、いい?」
 うっかり言葉が出ちゃった。
 もう…さっき知り合ったばかりの女の子なのに…。
 案の定、女の子は呆れたみたいにボクを見て、ぷぃっと顔を背けちゃった。
「ダメ」
 あう…。ホラ、嫌われちゃった。
 もう、バツがわるくて、顔が火照っちゃう…。
「あそこのね――」
 そういって、女の子は廊下の先を指差した。
「角までいけたら」
 指差す突き当たりまで、せいぜい20歩くらい。
「そしたら、キスしていいよ」
 桜色の唇がそういうと、ボクは頬が急に熱くなって、上履きの爪先に目を向けた。
 そしてそのまま、突き当たりまでの一歩を踏み出した。
 突き当たりの角まで、すぐに着いちゃった。
 うん。“すぐ”っていうか、緊張してて、よく覚えてない。
 身体がカチンコチンに固まって、ギシギシ音がしそう。
 繋いだままの手が、ちょっと汗ばんでる。
「心臓が、すごくバクバクしてる」
 動悸が早すぎて、頭がクラクラしてきちゃいそう。
 手を握っててもらわなきゃ、きっとヘタリこんでる。
「キミって、すごいね…。
 こんなの、ひとりじゃ、歩けそうもないよ」
 女の子はニッコリすると、チュッてボクのほっぺたにキスをしてくた。
 不意打ちくらって、ボクの目はまん丸。
 それがおかしいのか、女の子は照れたようにクスッと笑った。
「約束のご褒美。うふふ!
 行こっ!」
 女の子はボクの手を引き、ボクはまた、引かれるままに歩きだした。
 ヘンな子だけど、素直な子なのかもね。
 角を曲がると、そこは特別教室が続く長い廊下。
 なにもない壁には教室の扉しかなくて、その扉の窓も曇りガラスだった。
 そしてそのずっと先に、階段があった。
 あそこまで行けたら、今度はちゃんとキスさせてくれるかな…?
 ボクは横目に女の子を盗み見た。

 白い太股が擦りあうように歩みを進め、その間でかわいい割れ目がチラチラ…。
 う、うん。そうだね。
 おまんこ、見せてくれると…うれしいな…。
 ムズムズ、ドキドキ。
 まるで勃起したおちんぽみたいに、身体が熱くて、くすぐったく疼く…。
「鈴代くん、やっぱり男の子だね」
「な、なんで?」
 盗み見がバレたのか、ボクはドッキリ。
 でもちがったみたいで、女の子はニコニコしてた。
「ひとりで歩くより、ちょっと心強い」
 ホントかな? お世辞でも、ちょっとうれしい。
「最初はね、教室で裸になっただけだったの。
 それでもスッゴく、ドキドキのバクバク。
 いつ誰かが教室に入ってくるか…。
 コワくなって、すぐに服を着ちゃった!」
「ふーん」
 歩きながら話す女の子に、ボクは相槌をうった。
「なんであんなコトやっちゃったんだろ…って、何日も悩んで…頭から離れなくて…。
 でね、またやっちゃうの」
 ボクは話しを聞きながら、オナニーを覚え始めた頃を思い出していた。
 ドピュドピュって精液がおちんぽから飛び出て、すごく気持ちヨカッたのと、すごくびっくりしたのが混ざって、すぐに嫌悪感が湧いた。
 パンツを汚しちゃったのもあるけど――、エッチでイケナイことだって、すぐに思い当たったから。でもね…。
「えへっ!
 イケナイことって、ついやりたくなっちゃうよね!」
 女の子は赤くなったほっぺで、ペロッと舌を見せた。
「うん。そうだね」
 突拍子のないヘンな子だけど、おもしろい子だね。
 ボクは相槌を返し、そんなことを思った。
 階段まで、あと少しのトコに来てた。
 幸い特別教室には、人の気配が感じられなかった。
 階段の踊り場にも、誰もいなさそう。
 ボクはふぅ〜と、ひと息した。
 何分もかからずに着いたけど、何十分も息を止めてた気分。
 片手でおちんぽを隠して、歩きにくかったからかな…?
 そう思ってボクは、ギョッとしちゃった。
「ボ、ボク…勃ってきちゃった…」
 うん。そうなんだよ。
 裸で歩いてただけなのに、すごく大きくなってて…片手で隠しきれないくらいなんだ。
 股間にあてた指間から、真っ赤なキノコが頭を覗かせてた。
「きゃっ!」
 女の子はボクのおちんぽを見て、真っ赤な頬を両手で隠しちゃった。
 そしたら、ボクのおちんぽはぴょこん!
 あう…また大きくなっちゃったみたい…。
 あまりのバツのわるさに、ボクは両手でおちんぽを抑えた。
 でも、胸のドキドキは抑えられなくて、おちんぽはムズムズ、よけいに熱くなってくるんだ。
 ホントに、ヘンタイになっちゃったんだ…ボク…。
 ヘンタイおじさんの仲間入りだよ…。
 ワケわかんなくて、涙でてきちゃいそう…。
「あ、あのね…。
 だ、だれにも…その、いわない…」
 モゴモゴ、女の子がいいにくそうに呟く。
「濡れちゃってるみたい…おまんこ…」
 両手で隠した顔は、耳まで真っ赤だった。
 とても恥ずかしそう。
 興奮してるのは、ボクだけじゃないってわかると、ホッと安心した。
「よかった…。
 それじゃボク、ヘンじゃないんだね」
「ヘンよ…」
 そういって女の子は、ふっくら桜色の頬で微笑み、右手を差し出した。
「鈴代くんも、あたしも、おんなじ変態。
 変態同士のヒミツの仲間。
 うふふ!」
 ボクは女の子の右手に応えて、クスリと笑った。
「うん。ヘンタイ友達だね!」
 女の子はぷっと吹き出して、クスクス笑いだした。
 なんだかとてもうれしそうに、ツーテールの黒髪が揺れる。その仕草はとてもかわいくて。
 その手は火照って、とても暖かかった。
 うん。そうなんだ。
 胸のトコがキュンとしちゃって、ボクはとってもキスしたくなっちゃった。
「ね、ねぇ…」
「ん?」
 あどけない小首の傾げ方に、またキュンとしちゃった。
「んと…んと…」
 お陰でボクはモジモジ…。
 なかなかいいだせなくて、そのまま、突き当たりの階段に着いちゃった。
 階段と廊下の間には防火扉があって、そこへ踊り場の大きな窓から、まっすぐに陽光が降り注いでた。
 女の子はそこでボクに向き合うと、ニッコリの笑顔を見せた。
「おちんぽ見せて」

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