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はじめての露出


FC2 Links: 官能小説 小学生 ロリ ブルマー


【@右巻きソフトウエア】 「初・体験教室」 「ま〜めいど★ハンター」 「怖くない怪談」 「ないしょのえろカタログ」

 はじめての露出


 ひと休みした後、ボクと女の子は階段の踊り場にいた。
 女の子のおまんこから精液が漏れ出ちゃって、ティッシュが落ちてたのを思い出したんだ。
「誰かの秘密基地なんだね」って、女の子がいった。
 積み重ねられた机の下に、毛布が隠されてたんだ。
 よくよく見ると、巧妙に机が配置されていて、パッと見わからないスペースができてた。
 それでポケットティッシュが落ちてたんだね。
 女の子のいうとおり、きっと誰かのホテルなんだ。
「でも、すぐに見つかっちゃいそう」
 声が反響しやすいもの。
「かもね。
 でも、ちょっとぐらいならだいじょうぶだよ?」
 女の子の言葉は意外だった。
「そうなの?」
「近くにはあるの、特別教室だけだもん。
 滅多に人が来ないよ?」
「へ〜」
 なるほどと、ボクは感心した。
「詳しいんだね」
「うふふ」
 ちょっと自慢げに女の子は微笑った。
 ボクはティッシュを取り出すと、女の子の股間を拭いてあげることにした。
 女の子は恥ずかしがったけど、「お尻は拭きにくいでしょ?」っていったら、仕方なしに拭かせてくれた。
 うん。また「ヘンタイ」っていわれちゃった。
「スリ剥いちゃったね」
 ボクは股間を拭いてあげながらいった。
 おまんこのことじゃないよ?
 女の子の膝小僧に、スリ傷ができちゃってたんだ。
 コンクリの床で“わんわん”したせいだね。
 血は出てなかったけど…。かわいい膝小僧がかわいそう。
「痛くない?」
「うん。だいじょうぶ。
 鈴代くん、やさしいね」
 ボクは顔が火照っちゃった。
「鈴代くんも擦りむいてるよ?」
 いわれて自分の膝小僧の、スリ傷に気がついた。
 女の子と同じように、血は出てなくて、ヒリヒリもしてなかった。
「ふたりでおそろいだね!」
 女の子はクスッて笑った。
 ボクもクスリ。
 “二人ともなんでそうなの?”なんて、誰かに聞かれたら困っちゃうね。
「ボク、絆創膏持ってるよ。
 教室へ戻ろう」
 ボクはティッシュを丸めると、女の子の手をとった。

「ねぇ、ホテルになるいい場所、知らない?」
 教室への階段を降りながら、ボクは女の子に聞いてみた。
 この子なら、なんとなく知ってそうな気がしたんだ。
「ホテル?
 えっちしたいの?」
「じゃなくて…んと、そうだけど…」
 なんだか、話しが脱線しちゃいそう。
「んと。ボクのせいで無くなっちゃったから。
 誰も来そうもないトコ、探してるんだ」
「フーン…。
 それでよく、鈴代くんを見かけたんだね」
「そうなの?」
「うん。なにか探してる感じだったから。
 ちょっと気になってたの」
 謎解きの探偵みたいに、女の子はニコッとした。
 そして窓の外を指さし、くるくると回した。
「あそこらへんは?」
 橙色に染まる旧校舎。寂しげなそこは、いかにも人気がなさそう。
 うん。そうだね。
 盲点だったね。
 ボクらの校舎とは繋がってないし、普段使わないから、思いつかなかったよ。
「うん、いいかも。
 ありがとう!」
 なんだか、算数の難問が解けたみたい。
 ボクはうれしくなっちゃった。
「でも、あそこはあんまり近づかない方がいいかも」
 女の子はそういって、タンっと階段を飛び下りた。
「そうなの?」
「うん。猫がいるから」
 ……猫?
 どういうことか聞こうとしたら、女の子が慌てて引き返してきた。
「どうしたの?」
「廊下の向こうから、誰か来たの。
 きっと、風紀委員の見回りよ」
 どうしようか。
 踊り場のココで潜んで、やり過ごすのもいいけど、階段から来られたら逃げられないし。
「上の階から回り道しようか」
「うん」
 ボクと女の子は階段を戻って廊下に出た。
 するとちょうど、特別教室から人影が出てきたところで、ボクらは慌てて防火扉の陰に隠れた。
 その扉の鍵を閉める人影は、白衣に白いブラウス、清楚な感じの紺色のタイト・スカート。ウェーブかがった金髪にメガネのオトナ――ゆり先生だった。
 うん…そ、そうだよね…。
 マ、マズイよね…。
 まっ裸のこんな格好を見つけられたら、いくらやさしいゆり先生でも怒っちゃうよ…。
 きっと生徒指導室でお説教だよ?
 全裸のまま立たされて、おちんぽ勃ってるボクを見て、ゆり先生はメガネの瞳を細くするんだ。そして「鈴代くんのヘンタイ…」って、ボクのことを軽蔑するんだ…。
 ああん! もうっ!
 なんで、おちんぽがピョコンしちゃうんだよぅ…!
 ボクも女の子も、青い顔を見合わせた。
 ゆり先生は廊下の向こう側へ行かず、階段のあるこっちへ歩きだしたんだ。
「ど、どうしよう…」「どうしよう…」
 ボクたちふたりは体をピッタリ、抱き合って身を縮こませた。
 もう階段の上へも下へも逃げられない。
 今、防火扉の陰から出たら、絶対に見つかっちゃう…。
 ゆり先生、階段に来ないで…手前で曲がって…。
 念仏みたいに、ひたすら祈った。
 なのに今度は、階下から駆け上がってくる声が聞こえるんだよ!!
 ボクはもう、腰を抜かしたように体が固まって、震えるくらいしかできなくなっちゃった。
 コワばった女の子の身体をギュッと抱きしめて、ホントにダラしがない…。
 でもそのぬくもりはあったかくて、柔らかくて…。
 つい、ボクは女の子にキスしちゃってた。
 女の子はびっくりしたみたいだけど、イヤがらなかった。
 ぎゅっと背中を抱きしめてくれて、ボクは女の子の唇に舌を割り込ませた。

 舌と舌が触れ合って、廊下の足音が近づくたび、ボクは火照った唇に強く吸いついて…。
 やがて女の子の舌は、戸惑うようにボクの舌に応えてくれた。
 女の子の舌は熱くて、柔らかくて、唇を舐められると身体中が痺れちゃうみたい…。
 そしたら不思議なんだ。
 階段の声も、先生の足音も聞こえなくなって、怖くなくなったんだ。
 んと…ちょっとちがうね。
 なんていうか、不安な気持ちをふたりで分け合って、二分の一にしちゃったみたい。
 不思議だよね。
 こわばった唇から不安な気持ちが伝わって、「きっとだいじょうぶ」って、相手を安心させてあげたくなるんだ。
 そして相手の唇から不安が消えると、自分の不安も解けてなくなっちゃうみたい。
 熱っぽい肌、早鐘みたいな心臓の鼓動。
 吐息が震えるけど、それはこわいからじゃなくて。
 ドキドキ、早鐘のような胸は、不安からじゃなくて。
 身体中が熱いのは、互いの気持ちを欲しがるから。
 唇を吸いあって、舌に舌を触れ合わせて、身体中を触りっこして…。
 吐息をつきながら唇をはなすと、近づく足音はなくなって、ふたりの吐息だけになってた。
 そして、ふたりでオレンジ色の瞳を見つめあいながら、荒い呼吸が静まるのを待った。
 キスしただけなのに、えっちした後みたい…。
「えっちより、感じちゃった…」
 はにかんだ吐息が耳をくすぐって、ボクはおちんぽがピョコンしちゃった。
 そしたら女の子はクスリと微笑んだんだ。
「鈴代くんのヘンタイ」

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