トップ 一覧 置換 検索 ヘルプ ログイン

えっち 11gの変更点

  • 追加された行はこのように表示されます。
  • 削除された行はこのように表示されます。
//えっち 11g
//--
!!はじめての露出

//※	PIC	最上階の踊り場
{{ref_image bg_odori_y.jpg,bgPic}}
//--
 ひと休みした後、ボクと女の子は階段の踊り場にいた。
 女の子のおまんこから精液が漏れ出ちゃって、ティッシュが落ちてたのを思い出したんだ。
「誰かの秘密基地なんだね」って、女の子がいった。
 積み重ねられた机の下に、毛布が隠されてたんだ。
 よくよく見ると、巧妙に机が配置されていて、パッと見わからないスペースができてた。
 それでポケットティッシュが落ちてたんだね。
 女の子のいうとおり、きっと誰かのホテルなんだ。
「でも、すぐに見つかっちゃいそう」
 声が反響しやすいもの。
「かもね。
 でも、ちょっとぐらいならだいじょうぶだよ?」
 女の子の言葉は意外だった。
「そうなの?」
「近くにはあるの、特別教室だけだもん。
 滅多に人が来ないよ?」
「へ〜」
 なるほどと、ボクは感心した。
「詳しいんだね」
「うふふ」
 ちょっと自慢げに女の子は微笑った。
 ボクはティッシュを取り出すと、女の子の股間を拭いてあげることにした。
 女の子は恥ずかしがったけど、「お尻は拭きにくいでしょ?」っていったら、仕方なしに拭かせてくれた。
 うん。また「ヘンタイ」っていわれちゃった。
「スリ剥いちゃったね」
 ボクは股間を拭いてあげながらいった。
 おまんこのことじゃないよ?
 女の子の膝小僧に、スリ傷ができちゃってたんだ。
 コンクリの床で“わんわん”したせいだね。
 血は出てなかったけど…。かわいい膝小僧がかわいそう。
「痛くない?」
「うん。だいじょうぶ。
 鈴代くん、やさしいね」
 ボクは顔が火照っちゃった。
「鈴代くんも擦りむいてるよ?」
 いわれて自分の膝小僧の、スリ傷に気がついた。
 女の子と同じように、血は出てなくて、ヒリヒリもしてなかった。
「ふたりでおそろいだね!」
 女の子はクスッて笑った。
 ボクもクスリ。
//	「二人ともなんでそうなの?」
//	 なんて、誰かに聞かれたら困っちゃうね。
 “二人ともなんでそうなの?”なんて、誰かに聞かれたら困っちゃうね。
//--
「ボク、絆創膏持ってるよ。
 教室へ戻ろう」
 ボクはティッシュを丸めると、女の子の手をとった。

「ねぇ、ホテルになるいい場所、知らない?」
 教室への階段を降りながら、ボクは女の子に聞いてみた。
 この子なら、なんとなく知ってそうな気がしたんだ。
「ホテル?
 えっちしたいの?」
「じゃなくて…んと、そうだけど…」
 なんだか、話しが脱線しちゃいそう。
「んと。ボクのせいで無くなっちゃったから。
 誰も来そうもないトコ、探してるんだ」
「フーン…。
 それでよく、鈴代くんを見かけたんだね」
「そうなの?」
「うん。なにか探してる感じだったから。
 ちょっと気になってたの」
 謎解きの探偵みたいに、女の子はニコッとした。
 そして窓の外を指さし、くるくると回した。
「あそこらへんは?」
 橙色に染まる旧校舎。寂しげなそこは、いかにも人気がなさそう。
 うん。そうだね。
 盲点だったね。
 ボクらの校舎とは繋がってないし、普段使わないから、思いつかなかったよ。
「うん、いいかも。
 ありがとう!」
 なんだか、算数の難問が解けたみたい。
 ボクはうれしくなっちゃった。
「でも、あそこはあんまり近づかない方がいいかも」
 女の子はそういって、タンっと階段を飛び下りた。
「そうなの?」
「うん。猫がいるから」
 ……猫?
 どういうことか聞こうとしたら、女の子が慌てて引き返してきた。
「どうしたの?」
「廊下の向こうから、誰か来たの。
 きっと、風紀委員の見回りよ」
 どうしようか。
 踊り場のココで潜んで、やり過ごすのもいいけど、階段から来られたら逃げられないし。
「上の階から回り道しようか」
「うん」
 ボクと女の子は階段を戻って廊下に出た。
 するとちょうど、特別教室から人影が出てきたところで、ボクらは慌てて防火扉の陰に隠れた。
//※	PIC	ゆり先生・夕暮れ廊下
//	{{ref_image 11-11.jpg,evPic}}
//--
 その扉の鍵を閉める人影は、白衣に白いブラウス、清楚な感じの紺色のタイト・スカート。ウェーブかがった金髪にメガネのオトナ――ゆり先生だった。
 うん…そ、そうだよね…。
 マ、マズイよね…。
 まっ裸のこんな格好を見つけられたら、いくらやさしいゆり先生でも怒っちゃうよ…。
///	 きっと生徒指導室で、全裸のまま立たされちゃうんだ。
//	 きっと生徒指導室で、全裸のまま立たされちゃうよ…。
//	 ゆり先生は黙ったまま、メガネの瞳を細くして、ボクの裸をじっくり観察するんだよ。
//	 そして最後に、「鈴代くんのヘンタイ…」って、冷たく軽蔑されちゃうんだ…。
///	 そしてゆり先生はメガネの瞳を細くして、「鈴代くんのヘンタイ…」って、ボクのことを冷たく軽蔑しちゃうんだよ…。
///	
 きっと生徒指導室でお説教だよ?
//	 全裸のまま立たされて、おちんぽ勃ってるボクを見て、ゆり先生はメガネの瞳を細くするんだ。
//	 そして「鈴代くんのヘンタイ…」って、ボクのことを軽蔑するんだ…。
 全裸のまま立たされて、おちんぽ勃ってるボクを見て、ゆり先生はメガネの瞳を細くするんだ。そして「鈴代くんのヘンタイ…」って、ボクのことを軽蔑するんだ…。
//--
//	 ああ、もうっ!
//	 ああ、もうっ! サイアクぅっ!!
 ああん! もうっ!
 {{size 5,"ああん! もうっ!"}}
//--
 なんで、おちんぽがピョコンしちゃうんだよぅ…!
//--
 ボクも女の子も、青い顔を見合わせた。
 ゆり先生は廊下の向こう側へ行かず、階段のあるこっちへ歩きだしたんだ。
「ど、どうしよう…」「どうしよう…」
 ボクたちふたりは体をピッタリ、抱き合って身を縮こませた。
 もう階段の上へも下へも逃げられない。
 今、防火扉の陰から出たら、絶対に見つかっちゃう…。
//
 ゆり先生、階段に来ないで…手前で曲がって…。
 念仏みたいに、ひたすら祈った。
//--
 なのに今度は、階下から駆け上がってくる声が聞こえるんだよ!!
 ボクはもう、腰を抜かしたように体が固まって、震えるくらいしかできなくなっちゃった。
 コワばった女の子の身体をギュッと抱きしめて、ホントにダラしがない…。
 でもそのぬくもりはあったかくて、柔らかくて…。
 つい、ボクは女の子にキスしちゃってた。
 女の子はびっくりしたみたいだけど、イヤがらなかった。
 ぎゅっと背中を抱きしめてくれて、ボクは女の子の唇に舌を割り込ませた。
//※	PIC	女の子・唇
{{ref_image 11-11.jpg,evPic11}}
//--
 舌と舌が触れ合って、廊下の足音が近づくたび、ボクは火照った唇に強く吸いついて…。
 やがて女の子の舌は、戸惑うようにボクの舌に応えてくれた。
 女の子の舌は熱くて、柔らかくて、唇を舐められると身体中が痺れちゃうみたい…。
 そしたら不思議なんだ。
 階段の声も、先生の足音も聞こえなくなって、怖くなくなったんだ。
 んと…ちょっとちがうね。
 なんていうか、不安な気持ちをふたりで分け合って、二分の一にしちゃったみたい。
 不思議だよね。
 こわばった唇から不安な気持ちが伝わって、「きっとだいじょうぶ」って、相手を安心させてあげたくなるんだ。
 そして相手の唇から不安が消えると、自分の不安も解けてなくなっちゃうみたい。
 熱っぽい肌、早鐘みたいな心臓の鼓動。
 吐息が震えるけど、それはこわいからじゃなくて。
 ドキドキ、早鐘のような胸は、不安からじゃなくて。
 身体中が熱いのは、互いの気持ちを欲しがるから。
 唇を吸いあって、舌に舌を触れ合わせて、身体中を触りっこして…。
 吐息をつきながら唇をはなすと、近づく足音はなくなって、ふたりの吐息だけになってた。
 そして、ふたりでオレンジ色の瞳を見つめあいながら、荒い呼吸が静まるのを待った。
 キスしただけなのに、えっちした後みたい…。
「えっちより、感じちゃった…」
 はにかんだ吐息が耳をくすぐって、ボクはおちんぽがピョコンしちゃった。
 そしたら女の子はクスリと微笑んだんだ。
「鈴代くんのヘンタイ」

{{metainfo}}