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はじめての鬼ごっこ


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【@右巻きソフトウエア】 「初・体験教室」 「ま〜めいど★ハンター」 「怖くない怪談」 「ないしょのえろカタログ」

はじめての鬼ごっこ 2


 パンッと手の平の音を聞くと、男子は女子を追いかけはじめた。
 先行してる女子の方から、はしゃいだ悲鳴が聞こえた。
 プールの外周をぐるぐる回って、男子も女子も、きゃいきゃい、はしゃいだ声をあげて“鬼ごっこ”をはじめたんだ。
 もちろん逆走することもできるけど、水流に逆らうからうまく進めない。それにスタートしてから、流れも早くなった気がするよ。流れに沿って、女子を追うのがいいみたい。
 やがてボクら男子は、女子の一団に追いついた。
 でも、まだ女の子を捕まえた子はいないみたい。
 水の中じゃうまく動けないし、水中へ潜ってスルリとかわされちゃったり。水をかけられて、目くらましされちゃったりね。
 入り乱れるようになっても、なかなかうまく捕まえられないんだ。
 うん。そうだね。
 女の子って、ホントに逃げるのうまいね。
 でも、男子も負けてないよ?
 グループを作って、女子を取り囲んだりしてた。
 足元を掬われて、水をしこたま飲まされてたみたいだけど。
 なんか、見てるだけでも楽しいね。
 あ。ホラ、あの子なんか、水着の肩紐がはずれて、かわいいオッパイが見えちゃってる。

 逃げるのに夢中で、気がついてないみたい。
 似たような子がチラホラいる。
 目移りするみたいに見てたら、黒い競泳水着の小田先生が目に入った。
 小田先生もプールに入ってて、清太くんたちに取り囲まれてた。
「先生、ボインボイン〜♪」
「コラっ! セクハラしていいと、誰がいった〜!」
 なんて、水をザブザブ掻き分け、清太くんを追いかけはじめた。
 先生も楽しそうだね。
 ゆり先生も男子に水をかけて、はしゃいだ女の子みたいな声で笑ってる。
 おっきなオッパイが、水着から飛び出しちゃうそうに弾んでた。
 楽しそうだね。あっちに行ってみようか。うまくしたら、ゆり先生とえっちできるかも…。
 ――とと。ボクは、さやちゃんはを探してたんだっけ。
 人気のある女の子は集中するから、まだ捕まってないといいけど…。
「うりゃ〜♪」
 って、声の方を見たら、豪快なブレーンバスターで男の子が投げられてた。
 ザッパーン!
 大きな水しぶきがあがって、水面から不敵な笑みのさやちゃんが顔を出した。
 あの男の子、さやちゃんが投げたみたいだね。すごいことするなぁ…。
 思わず、呆気にとられちゃったよ。
 さやちゃんはホントに、うまく逃げてた。
 泳ぎがうまい上に、潜って意表をついて、追手を上手に眩ましてるんだ。
 他の女の子を盾にしたり、ちょっとズルイことしてるけど。
 でも、やっぱり人気者だね。追手が多いや。
 急がないと、さやちゃんが取られちゃうよ。
 以前のボクなら競争率に諦めてたかもしれないけど、今はちがう。
 さやちゃんが他の子に取られるのはイヤだもん。
 それに、ホラ、さやちゃんもこっちに向かって来てくれてる。
 早く捕まえてあげなくちゃっ!
「つ〜かまえた〜!」
 って、声がして、ボクは後ろから抱きつかれた。

「い、市川さん?!」
「にひぃ♪」
 ゆでダコみたいな真っ赤な顔で、市川さんは子猫が獲物を捕まえたみたいに笑ってた。
「探したんだよ、鈴代くん〜♪
 やっと捕まえた〜♪」
 え? 女子が男子を捕まえるのも、アリなのっ?!
「うふっ! まだかわいい大きさだね〜♪」
 市川さんってば、無邪気にボクのおちんぽを弄ってくるんだ。
「ひゃんっ! い、市川さん〜」
 海水パンツに手を突っ込まれて、ボクは女の子みたいな声をあげちゃった。
 あったかくて柔らかい手が、モミモミ摩って、水の冷たさに縮こまってたおちんぽを、すぐに大きくしちゃう…。
「なにシてんのよっ! もうっ! グズなんだからっ!!」
 いきなり水中からさやちゃんが現れて、ボクはビックリしちゃった。
「出向いてやったんだから、早く捕まえなさいよ!」
 さやちゃんはボクの手を抱きつく腕から離して、自分の肩にのっけた。
「あ。えと…つ〜かまえた」
 さやちゃんは、安堵だか呆れだかわからないため息をついた。
「早川さん、ひと足遅かったね〜♪
 鈴代くんは、あたしが捕まえたの」

 ボクに抱きついたまま市川さんがいうと、さやちゃんは聞き流すように返した。
「捕まえるのは男子でしょ?」
「いいじゃな〜い。
 早川さん、いっつも鈴代くんを占有シてるんだから〜」
「当たり前じゃないっ!
 ハジメはあたしのこと、好きなんだもん」
「鈴代くんのおちんぽは、みんなのおちんぽよ?」
 いや、市川さん、ボクのおちんぽなんだけどね…。
「残念でした〜。
 ハジメのおちんぽは、あたしのおちんぽなの!」
 あの、さやちゃん、ボクの…。
 なんだか、いつのまにか言い合いがはじまり、ボクは完全に蚊帳の外。
「ヘンなの〜。
 だったらなんで真っ先に、鈴代くんを捕まえなかったの?
 あたしは真っ先に鈴代くんを探したよ?」
 市川さんがいうと、さやちゃんには珍しく言葉を詰まらせた。
「い、市川さんには関係ないでしょ…」
「じゃ、早川さんも関係ないよね〜?」
「ハジメが捕まえたのは、あたしでしょ?!
 あたしは関係者よ!
 っていうか、えっちする権利はあたしにあるの!」
「早川さん、そんなに嫉妬深いと、体験倶楽部じゃタイヘンだよ?」
「誰も嫉妬してない!」
「じゃ、三人でシようか?」
「さ、三人で?!」
 思わず大きな声をあげちゃった。
 三人でって、ボクとさやちゃんと市川さんとで、えっちするってコトだよね…。
「鈴代くんはどう? うれしいよね? ね〜?」
 市川さんが、ボクにのしかかってねだる。
 なんか、後頭部のあたりに、柔らかいのがあるんだけど…市川さんのオッパイかな…。
 意識したら、おちんぽがピョコンしちゃった…。
「ハジメは、それでいいの?」
 さやちゃんが怪訝な目で睨んでくるけど…。
 でも、それしか方法なさそうだよ?
 このまんまじゃ、取っ組み合いのケンカになりそうだもん。
「あ、あのね、さやちゃん…?」
「なによ?」
「ケンカすると、裸で校庭十周…」
 さやちゃん、鼻に皺を寄せて、プゥっとほっぺを膨らませると、ざぶっと水に潜っちゃった。
 と、ボクはいきなり水中に引き込まれた。
 ボクでも足が届く深さなのに、慌てたもんだから、溺れかけちゃった。
 うん。コップ二杯くらい水のんじゃった…。
「ぷはっ!! ケホッ! ケホッ!
 ひ、ヒドイよ、さやちゃん〜。
 ボクが泳げないの、知ってるでしょ〜?!」
 咳き込みながらボクは、水に引き込んださやちゃんに涙目を向けた。
「アンタの宝物は預かったわ!」
 高く上げたその手を見ると、濡れた海水パンツが、陽光に眩しく輝いてた。
 ハッと気づくと、ボクの下半身はなんにも着けてない…。
 い、いつの間に…ていうか、ど、どうやって取ったんだろ…固くヒモを結わいてたのに…。
「か、返してよぅ〜!」
「コイツを切り刻んでほしくなければ、サッサとシちゃってきなさい!
 今回だけは、早漏でも許したげるっ!!」
 キッパリ言い放つと、さやちゃんはザバッとプールをあがっちゃった。
 プリンっと藍色のかわいいお尻が遠のいて、くるっと回ると、バスタオルをかぶった不機嫌な顔が現れた。
「うふっ! 奥さんのお許しでたよ! 鈴代くん!!」
 プールに漬かりすぎたのかなぁ…?
 うん。そうだね。
 ニコニコの市川さんとは逆に、ボクは身も肝も冷えちゃってた…。

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