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!!!プロローグ
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久しぶり。
元気にしてた? ボクの中のキミ。
うん。そうなんだ。
実はまた、キミとお話しがしたくなったんだ。
え? さやちゃんとは、うまくいってるよ? …たぶん。
さやちゃんは、亜麻色のショートカット。
クリっとした子猫みたいな瞳。
胸はまだ未発達だけど、しなやかな長い手足。
笑うとひまわりみたいで、怒るとかわいく口を尖らせる。
活発で明るくて、話し上手で、誰からも好かれる、かわいい女の子。
それがさやちゃん、――早川鞘子ちゃん。
ボクが好きになった女の子。
ボクの中に、住みついた女の子。
でも、ボクの中のさやちゃんと、ホンモノのさやちゃんは、またちがうみたいなんだ…。
女の子ってわかんないよ…。
うん…。よければまた、そこの席に座って、話しを聞いてくれないかな…?
とりとめのない話しだけど…。
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