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マーメイド05-8int




【@右巻きソフトウエア】 「初・体験教室」 「初・体験倶楽部」 「怖くない怪談」 「ないしょのえろカタログ」

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インターミッション


■「今日はセーラー・デーなの」

 ハンス(仮名)はりりんを、しげしげと見つめた。
 馴染みのない服装が物珍しかったのである。
「セーラー…水兵さんの服なの?」
「うふふ。偉大な国のね」
「ふーん。“偉大な国”って、どこ?」
「それが国の名前なの」
 なんとも、自惚れた国もあったものである。
 まぁ、荒野ばかりで“華の国”を名乗るよりは、かなりマシではあるが。
「うふふ。似合う?」
 りりんはハンス(仮名)の不躾な目に、わるい気はしないようである。
 体を捻り、悩ましげなポーズをとってくれる。
「うん。とっても、かわいいよ!」
「よかった」
 いつものブラ姿も魅惑的ではあるが、このセーラーというのもなかなかである。
 りりんには少し薹が立っているようにも思えたが…。
 それは口に出さないことにした。
 後の逆襲がワクワクワ…いや、恐ろしかったのである。
「たまにみんなで着るの。
 船員さんたちに特に人気があるわ」
 そういえば…と、ハンス(仮名)はロビーの人魚たちを思い出した。
 色とりどりではあったが、みな、おそろいのセーラーであった。
 どの人魚もよく似合っていて、いつもより四割増の華やかな光景。
 あんな海軍があれば、ある意味、無敵であろう。
 そんな風に鼻の下を延ばし、ハンス(仮名)は服を脱ぐ。
 りりんは服を脱ぐことなく、香炉に月光石をくべた。
 そして月光石の灯で下半身が変わると、赤いパンツみたいなものを履いた。
「なんでそんなの履くの?」
 ハンス(仮名)が不思議そうに聞くと、りりんは落胆したように溜め息をついた。
「ハンス(仮名)の世代は馴染みがないのね…。
 失敗しちゃったかしら…」
 りりんは、急に恥ずかしげに、モジモジ…。
 厚い布地の赤いパンツから、にょっきりの白い太股。
 すんなりした足が、いつもよりムチムチという感じに見えて…思わず、ゴクン。
「し、知らないけど…そのパンツもかわいいよ」
「うふふ。ありがとう。
 これはブルマっていうの。
 人魚の活動家が考案した、戦闘服なのよ?」
 上は水兵、下は戦闘服。
 なにやら可愛くも、物騒な出で立ちである。
「うふふ。ウ・ソ」
 りりんは貞操帯を外すと、ニッコリ笑った。
「もう。また信じちゃったよ…」
「うふふ。ハンス(仮名)って、意外とマジメよね。
 そこに寝て」
 いわれるがままに仰向けに寝そべると、りりんはいつものように湯で身体を流してくれた。
 そして自分も服の上から、湯をかぶった。
 濡れたセーラーがペッタリと肌に貼りつき、透けた乳首がなんともイヤらしい…。
 りりんはクスリと微笑むと、いつもと違って、頭をハンス(仮名)の足元へ、お尻をハンス(仮名)の頭に向けて跨がった。
 “今日はセーラー・デー”。
 脱がずにスルのが基本であるらしい。
フェチ 表の記憶(U・Me SOFT)[協力]ぎゅっと!(U・Me SOFT)
 赤いブルマのお尻が目の前にくると、ハンス(仮名)はなにやら、気恥ずかしさのようなものを感じた。
 同時に、裸のお尻よりも、ちょっとだけ興奮を覚えてもいた。
「触ってもいいわよ…て」
「え?」
「いう前からもう触ってるのね…うふふ」
 据え膳あらば、手を伸ばすな、というのが無理であろう。
 赤いブルマは、安っぽいピロードみたいな、不思議な手触りだった。
 追い出されたとはいえ、元・王子。
 もっと手触りのよい、高級なビロードを知っている身だ。
 しかし、このブルマというものは…。
 まん丸の尻と、そのぬくもりも相まって、撫で回すととても手放しづらい…。
 布と肌の間に手を滑り込ませると、なんとも淫靡な感じがして、痴漢にでもなった気分だ。
 そうやって撫でていると、ブルマが捲れあがり、白い尻肉が裾からはみ出した。
 ブルマを引っぱりTの字に食い込ませると、股間に性器の形と割れ目が浮かび上り、妙にイヤらしく見える…。
「ハンス(仮名)ったらもう…」
 肉棒を摩り洗い、りりんはクスクスと笑った。
「まるで闘牛の牛ね。
 赤いブルマで鼻息荒くして、股間の角を硬くトンがらして」
「うん。ブルマって、なんだかとっても興奮しちゃうよ。
 たまにやって」
 りりんはまたクスクスと笑い、ハンス(仮名)はブルマのお尻を撫で回した。
 と。そんなこんなでイジくり合い。
 ハンス(仮名)はりりんに、身も心も、股間の袋も、スッキリ、サッパリしてもらったのであった。


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