プレイヤー・マニュアル

さいしょに…

 ダウンロードしたら、まず最初に、ホームフォルダーと初期ファイルを作成します。
 ホームフォルダーとは、ScriptTikkerで使用するデータを格納する場所です。

【携帯では…】

●記録メディア(SD)が携帯にセットされていることを確認します。

●iアプリを起動します。

●タイトルが表示されたら、「初期化」を実行します。
 ここで必要な初期ファイルが、SD内に作成されます。
 ▲ファイルの内容は、空です。
  このままティッカー動作をさせると、アプリが異常動作をするので気をつけてください。

●「通話ボタン」で、iアプリを終了します。

【EMでは…】

●ScriptTikkerを起動します。
 /bin の中のScriptTikker.jam をダブルクリックします。

●タイトルが表示されたら、「初期化」を選択・実行します。
 ここで必要な初期ファイルが、HD内に作成されます。

●エミュレーターの「通話ボタン」をクリックし、iアプリを終了します。


ホームフォルダーの検索

 作成した「初期ファイル」を検索し、「ホームフォルダー」を探します。
 ※.作成される場所は、個人の使用環境によって異なります。

【携帯では…】

●SDをPCへ接続します。

●下記ファイルのいずれかが、SD内に作成されています。
 OSの検索機能等で探してください。
STFILE_0
ST_01.INI

【EMでは…】

●下記ファイルのいずれかが、HD内に作成されています。
 OSの検索機能等で探してください。
STFILE_0
ST_01.INI

※.だいたい下記の辺りになります。
C:\iDKDoJa\lib\storagedevice\ext0\SD_BIND\


 見つかったら、ショートカットやエイリアスを作成しておくと便利です。


データの格納

 ホームフォルダーへ、データセットを格納します。
 携帯では格納したあと、SD情報の更新が必要です。

【携帯では…】

●SDを携帯電話へ繋げます。
 携帯側で、「管理情報の更新」を行ってください。
 行わない場合、内容が正常に認識できない場合があります。

 ※.「管理情報の更新」は、携帯電話によって、名称が異なります。
  詳しくは携帯電話のマニュアルを参照してください。


アプリの起動

 準備ができたら、アプリの起動です。
 ※.データは最低限、BOOKファイル(BOOK0.TXT)が必要です。

「アプリの起動」
 ScriptTikkerを起動します。
 /bin の中のScriptTikker.jam をダブルクリックします。


「認識チェック」
 アプリがデータファイルを認識できるか、チェックできます。
 ※.起動毎に行う必要はありません。

●メイン・メニューの「認識チェック」を実行します。
  「○」…認識されたことを意味します。
  「×」…認識されなかったことを意味します。
 「×」が表示された場合、「管理情報の更新」をもう一度行ってみてください。

 ※.この機能では、ファイル内容のチェックはしません。
  ファイルの存在だけをチェックするものです。

「スタート」
 メイン・メニューの「スタート」を実行すると、ティッカー表示を開始します。
 各設定ファイルの読み込みに、少々、時間がかかります。


アプリの操作(ティッカー表示時)


●「決定キー」
 ティッカー表示を終了し、メイン・メニューへ戻ります。
 戻りにくい場合は、画面が変わるまで押し続けてください。

●「→キー」
 早送り。
 表示文章を先に進めます。

●「←キー」
 巻き戻し。
 表示文章を戻します。

●「↑キー」
 表示画像を消去します。
 (背景レイヤーを除く)

●「1キー」
 左フリップ表示。
 左側が上になるよう、画面を表示します。
※.カーソルキーの機能も、対応変更されます。




●「2キー」
 縦表示。
 起動時状態の縦長表示にします。




●「3キー」
 右フリップ表示。
 右側が上になるよう、画面を表示します。
※.カーソルキーの機能も、対応変更されます。




●「通話ボタン」
 アプリを終了します。



ScriptTikkerの基本

 ScriptTikkerは、コマンドもコンパイルも必要はありません。
 興味をもったら、データをちょっと変更してみましょう。

自動表示

◆ScriptTikkerは、台詞で絵を自動表示します。
 文章中に台詞を見つけると、立ち絵と顔絵を自動表示します。
 BOOK0.TXTを別のものにするだけで、アドベンチャーゲームっぽくみることができます。


キーワード

◆ScriptTikkerは、キーワード設定で絵を表示します。
 下のようなイメージで設定し、簡単に表示できます。

<GAKO.gif>   ←この絵を…
学校に、      ←文章のここで。
校庭では      ←文章のここで。