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萌え小説 番外02.7

うちの子ご自由にお描き下さい同盟



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 はじめての計画・3

「えっちしよう…ね!」
 章一という男の子は、いきなりのことに面食らっていた。
 良子が腕を組み、言葉遊びの解を探す。
「章ちゃん、でいい?」
 好美がそういうと、章一は我を取り戻したようだ。
「う、うん。いいよ」
 ぶっきら棒にいいながら、章一はチラチラと目を泳がせた。
 章一もまた、クラスの男子と同じ…。
 好美は少し沈んだが、それもホンの一瞬のことだった。
 章一の目は、好美と良子の下半身の間をいったりきたり…。
 そして自分のシャツをひっぱって、モジモジ、股間を隠そうとしていたのだ。
「どうかした?」
「な、なんでもねぇよ…」
 章一は顔を赤らめ、そっぽを向いた。
(もしかして、恥ずかしいのかな…?)
 男の子も、エッチな自分が恥ずかしいのだ。
 そう理解すると、好美は頬を染めた章一に、胸がトクンとなった。
「章ちゃん、おまんこ見たいの?」
 好美にそう聞かれ、章一は耳まで真っ赤になった。


 章一は男子グループに向かって、Vサインを出した。
 莫迦にされていたこともあってか、「どうだ」といわんばかり。
 上級生のふたりに誘われ、得意気な様子だった。
 男子たちは呆気にとられつつ、半ばうらやましそうであった。
 好美たち三人は、良子の教室に立ち寄ると、そのままヒミツの場所へと向かった。
「こよしちゃん、意外にイジわるなんだね」
 道中、からかい半分に良子が囁くと、好美はにこやかに微笑を浮かべた。
「だってあの子、すぐに真っ赤になっちゃうから。
 おもしろくて!」
 好美は自分でも、少しびっくりであった。
 えっちするのがフツーの体験教室。
 そのせいだろうか?
 普段は恥ずかしくていえない、えっちな言葉が自然と出せる。
 なにより“いづらそうな目”を、理解できたのが大きかった。
 その視線は好美への否定ではなく、むしろ好意的な興味と肯定。
 自分の存在を肯定できて、とても心を浮つかせる。
 思わず鼻唄までしてしまいそうだ。
 そんな好美を横に、良子は後ろをついて来る章一を伺った。
 章一は両手で股間を隠し、少し離れて俯きかげんで歩いていた。
(照れてるのかな?)
 そう思いもしたが、すぐに俯いている理由がわかった。
 章一の視線は、良子と好美のお尻の間を彷徨っていた。
 シャツの裾に半分隠れた、まん丸のお尻。
 さりげなく、見るともなくを装う…つもりなのだろうが、バレバレ。
 頬を桃色に染め、鼻の下が延びきっている…。
 たしかに、好美のいうとおりだ。
 良子は、からかいたくなる、好美の気持ちがよくわかった。
「章ちゃん、お尻ばっかり見てると、ころんじゃうぞ?」
 章一はハッと顔をあげると、すぐにそっぽを向いた。
「み、み、見てねぇよっ! ――わっ!」
 ムキになってツンのめる章一に、良子も好美も吹き出しそうになった。
 ホントにおもしろい。
 おもしろいし、貧乳そばかす顔の自分が、実は人気アイドルみたいに魅力的なんじゃないかと思えてしまう。
「な、なに、笑ってンだよ!」
 章一の憎まれ口も、誉め言葉に聞こえてくるから不思議だ。
「章ちゃん、手を繋ごうよ!」
「え?! い、いいよぉ…」
「うふふ。いいじゃない」
 嫌がる章一の手を取り、良子と好美は仲良く、ふたりの間に入らせる。
 繋いだ手は温かく、少し小さい。
 俯き加減の頬は、子供扱いをスネているようだが、まんざらでもなさそうだ。
(なんだか、宇宙人を捕まえたみたい)
 宇宙人の捕獲写真を思い出し、好美はクスリとした。
「な、名前…まだ聞いてない…」
 章一が消え入るように呟き、ふたりはまだ教えてなかったことを思い出した。
「あたしは、中沢 良子(なかざわ よしこ)
 “なかよし”の“よし”ね!」
「わたしは、小町 好美(こまち よしみ)
 “こよし”よ、章ちゃん」
 それぞれ名前と呼び名を教えてあげると、章一はそれを覚えるかのように、ふたりの顔を交互に見る。
 そしてニッコリ、照れ笑いを浮かべた。
「よし姉ちゃんと、こよし姉ちゃん、だね!」
「うん!」
 ふたりの上級生は頷き、トクンと鳴った胸を微笑みで迎えた。
(弟って、こんな感じなのかな〜)
 好美も良子も一人っ子。
 ふたりは背の低い章一と歩きながら、照れ隠しをする男の子を、かわいく感じはじめていた。

 階段最上段、屋上への踊り場。
 好美と良子は、そこに隠しておいた毛布をひろげた。
 朝、布団を片づける風を装って、こっそり持ち出していたのである。
 不思議なことに、毛布一枚を敷いただけで、そこは自分たちだけのヒミツの場所となった。
 好美と良子は毛布の上へ上履きを脱いであがり、膝立ちで中央まで進んだ。
「はい、どうぞ」
「滑らないように気をつけてネ」
「う、うん。お邪魔しま〜す」
 まるでオママゴトのようなやりとりをすると、章一は緊張した面持ちで上履きを脱いだ。
 そして毛布の上に載ると、すぐに足を滑らせ、尻餅をついた。
「だ、大丈夫?」
 好美と良子は、キョトンとした章一に四つん這いで近寄る。
 そして大股を拡げた股間に、目を丸くした。
 そこにあったのは、皮をかぶった、小さいままのおちんちん…。
 ナマで目にする、はじめてのオトコのコだ。
 ふたりはマジマジとそれを見つめ、そして良子がポツリと呟いた。
「なんか、かわいいね…」
 ネットで見た黒いビール瓶とは、大きさからしてちがう。
「うん。かわいい…」
 皮をかぶった様は、アサガオの蕾のようにも思えた。
「う、うるさいなぁ!
 これから大きくなるんだよ!!」
 ふたりの感想を聞いて、章一は真っ赤になって怒った。
 大きさのことをいわれたと思い、莫迦されたと感じたらしい。
 良子はそれを聞いて、キョトンとしていた。
「え? そうなの?」
「よしちゃん、知らなかったの?」
 いくらなんでもそれはないだろう。
 好美はそう思ったが、良子は本当に知らなかったらしい。
「うん。男の子って、あんなに大きいモノ、どう隠してるのか不思議だった」
「あはは!」
 あっけらかんとした良子に、好美は笑わずにはいられなかった。
「あたし、このマンマがいいな。
 これなら挿れるの、コワくないし」
 それには好美も同意だ。
「そうね。わたしもこのマンマがいい」
 ニッコリとネダる、ネンネな上級生。
 章一は一瞬、言葉を失った。
「ム、ムリいうなよ!
 フニャフニャのマンマで、えっちできるワケないじゃん」
「そうなの?
 じゃ、硬くしてもいいから、大きさはこのマンマで、ね♪」
「だからぁ…もう…。
 おちんぽはそんな、ラーメンの注文みたいにいかないって…」
「わかった、わかった。
 じゃ、大きくしてみて♪」
 ニッコリの良子に、章一は「はぁ…」と、ため息をついた。
 これじゃ、どっちが年上なんだかわかんない。
「なんにもしないのに、大きくなんてならないよ」
「なにをすればいいの?」
 あどけなく好美に聞かれ、章一は赤くなって俯いた。
「お、おっぱいとか…お、おまんことか…その……。
 み、見せてよ…」
 好美と良子は顔を見合わせた。
 そしてふたりは、揃って同じ声をあげた。
「うわぁ〜、えっち〜♪」「うわぁ〜、えっち〜♪」
「え、えっちするんだから!
 あ、当たり前だろ!」
 章一はどうやら、ムキになりやすい性格みたいだ。
 良子は、もっとからかってやりたくなる。
「えっち好きだね、章ちゃん。
 ちゃんとおっきくシてよ?」
「ス、スルよ…」
 耳まで真っ赤な章一に微笑むと、良子は好美の腕をとって膝立ちになった。
 そうされると、好美も続かざるをえない。
 良子がシャツの裾を掴んで、好美に目配せをする。
 いわんとすることはそれだけでわかった。
 一緒に体操着のシャツを、たくし上げようというのだろう。
「じゃあ……ハイ!」
 そういって、良子がシャツを捲くりあげる。
 好美は恥ずかしさを感じつつも、良子に続いてシャツを捲くりあげた。
 カーテンをあげられたかのように、露わになった女の子・ふたりの裸体。

 膨らみはじめと、膨らんだオッパイ。
 ぽっこりお腹と、括れた腰。
 無毛の割れ目と、うっすら萌え毛のおまんこ…。
 章一は耳まで真っ赤な顔で、その目はドッチのドコを見たものか、ふたりの裸体を彷徨う。
「どう?」
 ニッコリ、イタズラな微笑を良子が浮かべる。
 章一は言葉に窮した。
「う、うん…」
「“うん”じゃわからないよ?」
「んと…んと……」
 章一は膨らみのあるオッパイを、間近にするのは、はじめてなのだろうか…?
 彷徨う瞳は再び俯き、真っ赤な頬は蚊の鳴くような声を漏らした。
「か、かわいい…。
 ド、ドキドキする…よ、よし姉ちゃんの裸……。
 こ、こよし姉ちゃんは、え、えっちだな…。
 オトナみたいに、ふ、膨らんでて…そ、そのオ、オッパイが…」
 恥じ入りながらの、拙い褒め言葉。
 好美はくすぐられるように微笑を漏らした。
「うふふ。
 もっとちゃんと見て」
「う、うん…み、見る…」
 真っ赤な頬の上で、上目遣いの瞳が膨らんだオッパイに釘付けとなった。
 おちんちんがムックリ起き上がり、頷きながらみるみる大きくなってゆく。
 その“おちんぽ”といったカタチになる様を、好美は恥ずかしさを忘れて、おもしろく感じた。
「おっぱい、触ってみたい…?」
「い、いいの?」
 爛々と輝く瞳を向けられると、好美はそれに微笑んで頷いた。
 章一はさっそく膝立ちになると、好美の膨らんだ胸に、両手を延ばす。
 好美の胸はドキドキしながら、その小さな手を待ち、そしてピクンと震えて、ぬくもりを迎え入れた。
 章一の手はおそるおそる、膨らみの下側を撫で、その瞳は離れることを知らないようだった。
 好美にとって、異性にはじめて触れられる行為。
 愛撫とはほど遠いその行為は、思ったより気持ちのいいものでもない。
 それでも好美の胸は、トクン、トクンと脈を早めていく。
「おっぱい、触るのはじめて?」
 背の低い章一は、やや見上げる格好だった。
 幼子が母親に甘えるようで、母性本能がひどくくすぐられる。
「はじめてじゃないけど…おっきいオッパイははじめて」
 好美自身、自分の胸は、まだまだ小さいことは知っている。
 章一の表現は大げさであったが、それは正直なとこでもあるのだろう。
 おっぱいらしい丸みは、クラスでも数えるほど。
 好美もその中の一人で、一番の大きさだ。
 下級生にとっては、未知の巨乳に思えて当然かもしれない。
 そしてその大きさは、好美にとってコンプレックスであったが、撫でられるいまはすっかり忘れ去っていた。
 おっぱいを弄ぶ手の平が、好美の鼓動を早め、モヤモヤした気持ちが肌を桜色に火照らせる。
(なんだろう…もっと…こう……揉んで欲しい…)
 年下の手を見つめ、メガネの頬が恥じらいに染まる。
「章ちゃん、あたしのは〜?」
 良子が平たい胸を差し出す。
「う、うん…」
 章一は頷くと、膨らみはじめのオッパイに片手を延ばした。
「どう?」
「う、うん…ユニーク…」
 微妙な褒め言葉。
 良子の膨らみは、まだまだ平たいせいだろうか…?
 撫でる手は好美へのそれとちがい、手の平でオッパイ全体を覆うように円を描く。
 そのせいか、良子の頬はすぐに桜色に染まり、らしくない遠慮がちな吐息を漏らしていた。
 好美は章一のその、遠慮ない撫で方をちょっとうらやんだ。
 章一はそんな気持ちを知るよしもなく、その目を好美のおっぱい向けて、再び撫でだした。
 今度はさっきとちがい、揉みあげるような感じだ。
 好美は胸の内に、ポッと灯がともったように感じた。
 その温かさが身体全体にひろがり、お風呂に入ってるようにポカポカとしてくる。
 章一はしばらく、ふたりのおっぱいを撫で比べ、揉み比べをすると、ゴクンと唾を呑み込み、うわずった声で聞いてきた。
「な、舐めても…いい?」
 尻すぼみの言葉、上目遣いの真っ赤に染まった頬。
 まるでオネショが見つかったみたいだ。
 好美と良子は目と目を見合わせた。
「い、いいよ…」
 どちらからともなく良子というと、好美は顔が真っ赤になった。
(わたしの声、少しうわずってた…はしたない…)
 章一は火照った頬を輝かせると、まず良子の乳首に口をつけた。
 それは舐めるではなく、吸いつく。
 良子は堪らず、真っ赤な顔で身をヨジった。
「く、くすぐったいよ…章ちゃん…」
 章一は気にすることもなく、平たい膨らみを撫でながら、乳首をちゅーちゅ¬と吸い続けた。
 ムズがる良子を、おもしろがってもいるようだ。
「こ、こんどは、こよし姉ちゃん」
 いうとすぐに、章一は好美の乳首に吸いついた。
 膨らみの先端の桜色の乳首。

 その敏感な乳首を吸われると、好美は堪らず「うっ」とかすかな声を漏らした。
 章一は興奮しきっているのか、乳首がちぎれるほどに吸いついてくる。
(やっぱり、男の子なんだ……)
 良子とイジりっこした時とは違う、ちょっと乱暴で、荒々しい感じ。
 少し痛みを感じることもあったが、それがなぜだか、かえって吐息を熱くさせる。
「気持ちいい…? こよし姉ちゃん?」
「うん…気持ちのイイ。章ちゃん、ウマイのね」
 そう褒められるのがうれしいのか、章一は拙い愛撫を繰り返し、うわずった吐息で何度も聞いてくる。
「気持ちいい? ねぇ? こよし姉ちゃん、気持ちいい…?」
「うん…うん…イイよ。
 章ちゃん…お姉ちゃん、乳首が気持ちイイ…」
 繰り返される愛撫と問いかけに、好美はいつしか、カルくイッてしまった。
 鼻息荒い章一は、ふたりの胸の膨らみを揉み撫で、交互に乳首へ吸いつき、舐め繰り返していた。
 そんな興奮しきった様子に、良子は「ほふ…」と吐息を吐いた。
「ねぇ、おちんぽ見せて?」
 当然、もう大きくなっているころだろう。
「う、うん…」
 今度は章一が恥ずかしがる番だった。
 躊躇いがちにシャツの裾を掴み、真っ赤な顔を俯かせる。
 女の子におちんぽを見られるのは、はじめてではないが…。
 上級生の女の子ふたりに注目されているのだ。無理もない。
「ホラ、恥ずかしがらないで!
 男の子でしょ?!」
「ちょ、よし姉ちゃんっ!」
 良子が章一の腕をとってバンザイさせると、好美はイタズラっぽく微笑んでシャツの裾を捲くりあげた。
「ひゃっ!」
 身体の小さい下級生が、力で上級生ふたりにかなうワケもなく。
 無抵抗に股間を外気に晒され、章一は身をヨジった。
 退けた股間に、曝け出されたリッパなおちんぽ。
 ふたりの視線に、おちんぽはピョコンと挨拶をした。
 好美は不思議なものを見た気がして、メガネの蔓をツマんだ。

 章一のおちんぽは皮を被ったままだったが、ナマイキに反り返って、見下ろすふたりを見つめ返していた。
 タートルネックを首まで延ばしたような、赤い頭。
 先程の面影はあれども、“練習用おちんぽ”なんかよりも、太くて大きい。
 好美も良子も、ペタンとお尻を床につけると、息をするのも忘れて見入った。
 こんなにも膨張するものとは…。
 それでもオトナになりきれない、その背伸びしたカタチは、どこかかわいく思える。
 良子がチョンと肉幹をツッついた。
 おちんぽがピョコンとそれに応えると、好美と良子は目を見合わせた。
 そ〜と、良子がおちんぽに手を延ばす。
 顎下を撫でるように肉幹を摩り、そのまま幼さの残る指で柔らかく包み込んだ。
「あったかい…」
 はじめて触るおちんぽに、良子は感歎の声を漏らした。
「ねぇ、よしちゃんも触ってみなよ」
 いわれて好美は、おそるおそる、おちんぽに手を延ばした。
「ホントだ…熱いくらい…」
 はじめて体験するおちんぽの熱を、好美は味わうように摩り撫でる。
「こんなに硬くなるんだね…」
 ちっちゃっかった様子からは、思いもよらなかった。
 興味津々だったおちんぽ。
 手の中にあっても、その不思議さはなくならない。
 疼く好奇心のまま、好美はおちんぽの皮を剥いてみた。
「ウッ!」
 と、章一がかるく呻いた。
「い、痛かった?」
 慌てて好美が見上げると、真っ赤な顔が首を振った。
「ううん…。ぃ、ィッちゃいそうだった…」
 好美と良子は目を見合せ、パチクリ。
「わ、笑うなよ?!」
 なにを勘違いしたのか、章一はいきなり大きな声をあげた。
「わ、笑ったら、シ、シテあげないんだからなっ!!」
 好美は小首を傾げた。
「なんで笑うの…?」
 なぜだか章一は、涙目になっていた。
「……ソーローだって…笑うんだろ…?」
 ポロンっと、章一の目から涙がこぼれる。
「み、みんな、莫迦にすんだ…。
 よってたかって、ハ、早いって…オレのせいじゃないのに…グスッ…。
 …おちんぽが…勝手に出しちゃうのに…グスッ…」
 いいながら惨めさが押し寄せたのだろう。
 章一は頬をこすりあげ、ボロボロと止まらぬ涙をこぼす。
 好美はキュンっと胸が締めつけられた。
(さっきまで、あんなに生意気だったのに…)
 ベソを掻く、年下の男の子がかわいく、胸の鼓動が堪らない。
 好美は章一の頬に、チュッとかるいキスをした。
 章一は呆気にとられて、好美のメガネの奥を見つめた。
 自然と浮かぶまま、好美はやさしい微笑を返してあげた。
「莫迦になんてしないよ。
 びっくりしただけ。ね?」
「ホント…?」
 シャクリあげる章一に、良子がニッコリと微笑む。
「うん。おちんぽ見るの、はじめてだから」
 そして良子も、チュッと頬にキスをした。
「実はね…。
 あたしたちも、えっちしたことないんだ!」
 照れくさげにふたりで笑うと、章一も涙の頬を緩ませた。
「ねぇ、イッちゃいそうって、気持ちヨカったんだよね?
 こうすると、…気持ちイイの?」
 良子は話しをかえながら、おちんぽに指を絡ませ摩りはじめた。
 ソコは少し縮んではいたものの、すぐに元気を取り戻してくれる。
 そしておちんぽに絡んだ指は、章一から「はふ…」とため息を漏らさせた。
「うふふ。感じやすいのね」
 微笑み好美は、ハンカチで涙を拭き取ってあげた。
「う、うん…ありがとう…」
 素直な礼を聞いて、好美と良子はクスリと頬を染めた。
「あたし、感じやすいって、ちょっと好みかも」
 良子が照れ笑いを浮かべる。
「だって、気持ちよくなってくれるのって、見てるとうれしいもん!」
 好美は素直に頷いた。
「そうね。
 わたしも、そうかも」
「オ、オレも!」
 章一が真似をするように賛同した。
 どうやらおちんぽ同様、ナマイキさを取り戻したようだ。
 子供っぽいその生意気さを、ふたりは微笑み、歓迎した。
「わたしね、思うんだ。
 章ちゃんのおちんぽ、きっと馴れてないだけなのよ。
 触られるのに馴れれば、きっとえっちできるよ?」
 微笑みながら、好美はおちんぽを撫で回す。
 良子も勇気づけるように、おちんぽを撫で回す。
 ふたりの温かさにおちんぽを包まれ、章一は返事の代りに吐息を漏らした。
 そのやさしいマッサージは、おちんぽの袋をゾワゾワ、ザワめつかせ、まるで魔法の手のように、肉棒へグングン、熱い力を湧かせてくれる。
「ね? いっぱい出しちゃおう?
 そうして馴れて、えっちしてみよ?」
 章一は不安げに、大きくなるおちんぽを見つめた。
「お、おまんこに、…ぃ、挿れさせてくれる…?」
 好美と良子はコクリと頷いた。
「うん。いいよ。
 章ちゃんなら、おまんこに挿れてあげる」
「ぜ、ぜったいだよ?!」
「うん、ぜったい」
 約束し合うと、三人は仲良く、ひまわりのような笑顔を向かい合わせた。

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