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萌え小説 番外02.3

うちの子ご自由にお描き下さい同盟



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 はじめてのウィンナー・3

「あんまり、深く挿れないでね?」
「うん。だいじょうぶ…」
 良子はおまんこのウィンナーに手を添えると、自分からも近寄って、ウィンナーの先を好美のおまんこへ向けた。
 好美があどけなく、両手でおまんこを拡げる。
 その開いた割れ目から、キレイな薄紅色のオチョボ口が見えた。
 良子はゴクンと息を飲んだ。
 自分のモノはグロテスクにも見えたのに、好美のソレは色も形もかわいく思えたのだ。
「こよしちゃんのおまんこ、かわいいね」
「そ、そう…?
 よしちゃんのが、かわいいよ」
 ふたりは“見せあいっこ”もはじめてだった。
 気恥ずかしさが漂う中、良子は膣内のウィンナーを引き出しつつ、それを好美の膣内へ挿れはじめた。
「ん…」
 鼻にかかった声が好美から漏れ、良子はすぐにウィンナーの埋没を止めた。
「こんな…感じ…?」
「うん…かも…」
 ふたりは言葉を交わすこともなく、しばし繋がる一箇所を見つめ合う。
 赤香色のウィンナーで繋がり合うおまんこは、誰からみても奇妙な光景だった。
 その滑稽さに気づいたのは好美が先であった。
「わたしたち、ひとつになっちゃったね!」
 ニッコリと笑顔を向ける好美に、良子もまた笑顔を浮かべた。
「アハ! “なかよしこよし”になっちゃった!」
 ふたりはクスクス笑いながら、再び繋がる一箇所に目を戻した。
「おちんぽ、動かすね」
「うん、ゆっくりね」
 好美がコックリ頷き、良子は摘んだ偽物おちんぽを、ゆっくり、注意深く、スライドさせる。
 ウィンナーはさした抵抗もなく、浅いスライドを繰り返し、ふたつのおまんこを行き来する。
 ふたりはそれを、吐息も忘れて見つめる。
 さすがにふたつ身ではウィンナーの自由は狭く、その刺激もひどくもどかしい…。
 やがてどちらからともなく、かすかな吐息が漏れだした。
 息がかかるほど傍の、桃色の吐息。
 それは互いの耳を熱く火照らせる。
 ぐじゅ……。
 かすかにおまんこから、お汁の音が聞こえた。
 どちらのものかはわからぬが、放屁を聞かれるより、ずっと恥ずかしい…。
 その恥ずかしさは身体を熱くさせ、おまんこの奥から、えっちなお汁をじゅくじゅくと滲ませる。
 そしてそれは、もどかしいウィンナーへの疼きと変わる。
 気づくと好美が腰を浮かし、おまんこをせり出していた。
 オシッコをするようにしゃがんだ姿勢で、振り子のように腰を振り、繰り返す。
 良子は“はしたない”という言葉が浮かんだが、すぐに同じことをしていた。
 やってみると、そうおまんこが気持ちイイわけでもない。
 しかし、おまんこへの刺激よりも、その痴態ともいえる行為、互いのはしたなさに興奮を昂らせた。
 腰を振り合い、濡れたおまんこへ偽物のおちんぽを求め合う。
 見つめ合う瞳は熱く潤み、かすかだった吐息は、ハァハァと走っているように早まった。

 膨らみはじめと膨らんだ胸は、ドキドキバクバクと、まるで早鐘のよう。
「わたしたち、女の子同士でえっちしてるみたいだね…」
 カタチはまったく違えども、好美にはこっそり見た、アダルトビデオそのものに思えた。
「こよしちゃんのえっちぃ〜」
 良子はゴマかし、笑いとばした。
 同じことを思っていたが、“女の子同士”にはまだ、少し抵抗があったからだ。
「やっぱり…ヘンだよね…」
 呟く好美は沈んでいた。
「女の子なのに…いつもえっちなこと考えちゃうの…」
「えっちなことって?」
「男子の…おちんぽ…」
 ポツリ、ポツリの言葉は、罪を告白するかのよう。
「どんなモノか、すごく興味あるんだけど…。
 わたし、意気地なしだから…」
 良子はまるで自分のことのように、ぷっと吹き出した。
「なんだ〜。
 あたしもね、ネットでおちんぽ、探したことあるよ?
 そしたら黒くておっきな、ビール瓶みたいなのが出てきちゃった。
 挿れるのコワくなって、――逃げちゃった!」
 ペロッと舌を出すと、好美はパッと顔を輝かせた。
「あ、わたしは動画!
 挿れられてる女の人が、すっごく痛そうだった!」
「そうそう!
 信じらんないよね〜、あんなの!」
 自分だけではない悩みを知って、ふたりは心がとても軽くなった。
「でも…舐めたら、どんななのかな…?」
 好美のあどけない疑問は、良子も同じだった。
「なんかね…舐めてる女の人は、うっとりしてるの…」
「うん。…アレ、なんでだろうね。なんか興奮してるの。
 見てたら、――おまんこ、触っちゃった!」
 てへっと良子が舌を出すと、好美もクスッと頷いた。
「ねぇ、こよしちゃん?
 シてみようよ、フェラの練習!」
 思いつくと良子は、ハンカチのウィンナーを手に取った。
 そしてそれを、ふたりの顔の間に立てた。
「ウフ!
 こよしちゃんのおちんぽだよ〜」
 イタズラっぽく笑うと、良子はウィンナーの先をペロッと舐めた。
「こよしちゃんのおちんぽ、おいしい♪」
 ビデオのマネなのだろうが、そういわれると、好美は恥ずかしくなった。
 ペロッ、ペロッと、赤香色の頭にかわいい舌が走ると、自分の性器を舐められているようで、ジュンとおまんこにお汁が湧いた気がした。
「はい。こよしちゃんの番だよ?
 おちんぽ舐めて?」
 いわれて向けられると、赤香色の丸い先が、ますますおちんぽに見えてくる。
 傍で見られている恥ずかしさもあり、好美はおずおずと出した小さな舌で、目を瞑って偽物のおちんぽを舐めた。
「うふふ。おいしい?」
 ウィンナーの味はわからなかったが、良子の微笑を見ていると、胸がポッと温かくなった。
「うん。おちんぽ、おいしい♪」
 ニッコリと微笑み、今度はペロンとしっかり舐めた。
「今度はあたしね」
 ふたりは交互に、偽物のおちんぽを舐め繰り返した。
 ただ舐めるだけでなく。AVのマネをしてシャブったり、弄るように舌を使ってみたり…。
 吐息とともに昂る心は、いつしか交互にスルことを忘れさせ、一本の偽物おちんぽに、ふたつの舌を絡ませていた。
 そしてふたりの舌は、偽物おちんぽの上で出会う。
 唾液でベチョベチョになった、偽物おちんぽ。
 その先っぽで、温かい吐息が交じり、柔らかな感触が触れ合うと、どらからともなく舌と舌を絡ませていた。
 そのまま自然に、唇と唇が求め合い、互いに吸い付き合った。
 良子も好美も、もはや“女の子同士”などという意識は消え失せていた。
 好きな子と一緒にドキドキしたい。
 気持ちヨクなって、気持ちヨクしてあげたい…。
 ふたりは弄るようにキスを繰り返し、モゾモゾとおまんこのウィンナーを動かし…。
 何度もおさない官能を味わった…。
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 気がつくと、陽は傾きオレンジ色。
 抱き合いまどろむ中、気だるい感じで、好美が口を開いた。
「ウィンナー…どうしようか…?」
 ふたりの唾液とえっちなお汁で、ウィンナーはベチョベチョだった。
「食べちゃおうよ」
「どっちのおクチで?」
「こよしちゃん、お下品〜♪」
 クスクス笑いながら女の子ふたりは、ウィンナーを両端から食べ合い、そしてまたキスをした。

 階段最上段の踊り場は、ふたりだけのヒミツの場所となった。
 良子と好美は夕食を一緒に食べ、その後もイジりっこをして、ふたりだけで時間を過ごした。
 一緒にシャワーを浴び、泡だらけになって身体を洗いあった。
 就寝時には、一緒の布団で寝ることにした。
 さすがにイジりっこはしなかったが、布団を被って手を繋ぎ、眠くなるまでとりとめのない話しで戯れていた。
「こよしちゃんは、かわいくていいなぁ〜」
 良子は見とれるように呟いた。
 とっくに灯は消されていたが、好美の持っていたペンライトで、お互いの顔はよく見えた。
 好美はちょっと照れたようだった。
「そんなことないよ」
「あるよ」
 色白で女の子らしい好美が、心底うらやましい。
「あたし、ソバカスだし…。
 髪もくせっ毛」
 ふぅ…と落胆の吐息。
「おっぱいはやっと膨らみはじめたけど、五年生なのに、ぽっこりお腹のマンマ」
 どちらかといえば秀でた特徴もない、どこにでもいそうな、フツウの女の子。
 それは良子の、ちょっとしたコンプレックスでもあった。
「こよしちゃん、頭よさそうだし。
 うらやましいよ」
 好美は良子をジッと見つめ、クスリともしなかった。
「メガネ効果よ」
「メガネ効果?」
「メガネかけてると、そう見えるだけ。
 成績はいばれないよ」
「あたしも、メガネかけてみようかな〜」
 好美は微笑だけを浮かべた。
 そして会話は途切れ、しばらくして好美が口を開いた。
「よしちゃん、好きな子っている?」
「ううん。こよしちゃんは?」
「わたしもまだ。
 クラスの子って、みんな子供っぽいんだもん」
「だよね〜」
 クスクス笑い合う。
 こんなに色々と話し合うのは、はじめてかもしれない。
 いままでも友達はいたけど、恥ずかしい悩みまでいえた子はいない。
 今日はじめて出会った友達。
 なのに、ずっと昔から仲がよかったみたいに思える。
 一緒にいると安心して、とても楽しい、はじめての親友。
 手を握り合うと、そのぬくもりが、今日の出来事を走馬灯のように思い出させた。
(しばらくは、女の子同士でいいかも…)
 良子は眠り際、そんなことを思った。

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