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萌え小説 番外02.0

うちの子ご自由にお描き下さい同盟



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はじめてのなかよしこよし


 はじめてのウィンナー

 それは体験教室・一日目の昼のことであった。
 昼食に出たウィンナーを見て、良子(よしこ)は息を飲んだ。
(このくらいなら…痛くないよね……)
 油でヌラヌラ光るウィンナーは、色といい、形といい、細長いおちんぽを思わせる。
 もちろん、赤黒い傘はなかったが。ホンモノを知らぬ身には、どうでもいいことであった。
 良子はこっそり、それを持ち去り。
 ドキドキしながら、ウィンナーを自分のおまんこに差し挿れた…。

“正しくセックスを学び、積極性を養う、体験教室”
 連休の学校で行われる、合宿のような特別教室である。
 初等部五年二組・中沢 良子(なかざわ よしこ)は、それに参加していた。

 セミロングのくせっ毛、そばかすのほっぺた。
 膨らみはじめの胸はまだブラの必要もなく、ようやく腰回りにオトナの括れが見えだした。
 まだまだ幼児体形は否めない。
 それでも萌え出るオトナへの変化は、彼女に異性への興味を疼かせていた。

 事は体験教室・前日に逆上る。
 好奇心から思い立ち、予習がてらネットで男性器を調べてみたのである。
 そして、黒人の特大サイズを見つけてしまったのだ。
 良子は青くなった。
「こ、こんなのムリだよぉ…」
 まだ知らぬ異性の性器は、凶器ともいえる大きさであり、凶悪な色・カタチであった。
 それが自分の狭い膣内に押し込まれるのだ…。
 おぼろげな知識で“処女の痛み”は知っていても、それがどれほどの苦痛かは想像もつかない。
 すっかり怖じ気づいた良子は、その夜は眠れないどころではすまなかった。
 翌日、良子は進まぬ足を引きずり、体験教室へ参加した。
 そしてシャワー室への移動途中、その列からこっそり抜け出した。
 “はじめて”がコワくなり、逃げてしまう女の子は少なくない。
 良子もそのひとりであった。
 とはいえ。
 体験教室への参加は、自分から決めたこと。やっぱり、えっちへの興味は強い。
(ちっこいのから、だんだんに馴らせていければいいのに…)
 昼食に出た細長いウィンナーは、正にピッタリなように思われた。
 タップリの油でヌルヌルのウィンナー。
 この細さならすんなり入りそうだし、ヌルヌルなのだから、なおさらにちがいない。
 そう思った良子は、焦げ目のないものを選び、コッソリそれを持ち出したのである。


 階段の最上部。屋上傍の踊り場。
 良子はここで、ウィンナーを試してみることにした。
 屋上でも階段でも、えっちは禁止だから誰もこない。
 さすがにウィンナーを挿れるなんて、誰にも見られたくない。
 無論、トイレの個室は論外だ。
 上から覗かれる心配があるし、声だって聞こえてしまう。
 人気のないココが最適に思われた。
 踊り場には屋上への段があり、良子はそこに鉄扉を背にして腰掛けた。
「ひゃっ!」
 床がひんやり冷たくて、思わず飛び上がってしまう。
 体験教室では、原則・裸が決まり。
 良子は体操着のシャツだけを着ていて、お尻は丸裸なのを忘れていたのだ。
 仕方なしにシャツを脱ぐと、それを床に敷いて、座布団よろしく腰掛けた。
 それでもまだひんやり感はあったが、ないよりずっとマシ。
 しかしこれでもう丸裸である。誰かに見つかっても隠す術はない。
 そう思っても、もう走り出した好奇心を、止める気はサラサラなかった。
 良子はハンカチの包みを開くと、その中のウィンナーを手に取った。
 手についた油をペロッと舐める。
(おいしい…)
 食べ物でこんなコトするなんて、少し罪悪感。
 オトナに見つかったら怒られてしまいそうだ。
 イタズラ心と好奇心にドキドキしながら、良子は自分のおまんこを二本の指で開いた。
 キレイな薄紅色の中身が、恥ずかしげに顔を覗かせる。
 しかし自分のモノながら、グロテスクなカタチはあまり好きではない。おちんぽの方がまだかわいく感じる…。
 良子はすぐにウィンナーを挿れず、おまんこにあてた指でゆっくり、その周りを撫で始めた。
 自慰は初めてではなかったが、学校でスルのははじめてだ。
 背徳という言葉はまだ知らず、代りに後ろめたい気持ちが沸き起こる。
 はじめて自慰をした時もそうだった。
 正確には、シてしまったあと。
 なにがキッカケだったかは、よく覚えていない。
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 ただ、知らず撫でた指先が心地ヨく、モヤモヤする気持ちが拍車をかけた。
 フワっとした心地がさざ波のように繰り返され、気がついたときには、おパンツにお漏らししたようなシミができていた。
 指先は初めて見る粘液に濡れていて、エッチな行為に耽っていたことを知り、顔が熱くなった。
 そしてイケナイと思いつつ、指先はまた、覚えたての快感を探していた…。
 多くの子がそうであるように、良子にとってもまた、“イケナイ”は官能のスパイスであった。
「ほふ…」
 と、良子は吐息をひとつついた。
 トロンとした瞳が自分の股間を見つめる。
 膣内はあまりイジったことがない。
 おまんこを撫でているだけで気持ちイイし、膣内は敏感すぎて、痛みを感じることもあったからだ。
 良子は再び、おまんこを開いてみた。
 薄紅色の中身は、さきほどより少し赤みを帯びていた。湿り気も増して、モヤモヤとした疼きを覚える…。
 このくらいでいいだろう。
 そう思った良子は、ウィンナーの先っぽをおまんこの割れ目に食ませた。
 そしてそのまま、筆先で弄ぶように、割れ目の中身を撫でイジりだす。
(うん…ちょっと、気持ちイイかも……)
 ウィンナーの先で割れ目の中身を撫で繰り返し、おまんこのクチを巡らせる。
 赤香色の丸い頭が、「挿れて、挿れて…」とネダっているようで、なんとなくかわいい。
 おちんぽでそうされている妄想をすると、恥ずかしさから身体の奥がとても火照った。
 良子はしばらくそうして軽い興奮を愉しみ、ウィンナーの刺激に馴れ始めると、いよいよ膣内へ挿れる決心をした。
 コクンと生唾を飲み込み、おまんこのクチにウィンナーの先っぽをあてる。
 その太さはちょうどいいともなんともいえぬが、思ったとおりに無理からぬ太さ。
(うん…だいじょうぶ、だいじょうぶ。
 いたくない、いたくない……)
 高鳴る胸に言い聞かせ、良子はウィンナーを、ゆっくり膣内へ挿れた…。
 異物感。
 さしたる抵抗もない。
 気持ちイイもワルイもない、単なる異物感。
 良子の膣内へ侵入したウィンナーは、それだけを良子へ与えた。
 しかしそれは良子にとって、たいへんな驚きであった。
 そう奥へ挿れたわけでもなく、こんなに細いのに、とても大きく、太く感じてしまう…。

「男の子のは、もっと大きいんだよね……」
 おまんこに刺さったウィンナーを見て、良子はとても奇妙なモノを見ている気分だった。
「おまんこから尻尾が延びてるみたい。
 お尻じゃないから、…おちんぽかな?
 ヘンなの!」
 滑稽さにクスリとする反面、言葉を口にしているのにも気づかないほど、良子は興奮していた。
 納まり具合をみるように、ウィンナーの先で膣の内側を巡らせてみる。
 異物感はあるが、痛みはない。
 好奇心が息を飲ませると、良子はおまんこに挿れたウィンナーを、ゆっくり、注意深く、出し入れさせていた。
 あまり深い出し入れはしない。
 さすがに良子も、ウィンナーに処女を捧げるほどの酔狂ではない。
 これは練習…、おちんぽに処女をあげる、練習なのだ…。
 ウィンナーの出し入れを繰り返ししていると、異物感はだんだんに薄らいでいった。
(おまんこ…気持ちイイ……)
 半分以上は行為に興奮しているだけだが、そう錯覚してしまうのも無理はない。
 おまんこにモノを挿れるのははじめてだし、その刺激によって、おまんこのお汁が染みだしていたからだ。
(あ、そっか。
 おまんこのお汁って、このためにあるんだ…)
 異物感のなくなった理由に気づくと、良子は「ほう…」っと吐息をついた。
 知らずコワばっていた肩から力が抜け落ち、だんだんに頭が、ぽぉ〜とかすむ…。
 時折つく吐息が、シーンと静まり返った校舎を思い出させた。
(あたし…すごくヘンタイなコトしてる……)
 自覚すると、身体が妙に火照った。
(裸になって、学校でオナニーして…。
 ウィンナーをおまんこに挿れて…。
 でも…イイんだ…気持ちイイ……)
 幼げな割れ目に、ゆっくり出入りを繰り返す、赤香色のウィンナー。
 手は止まるどころか、快感をもたらす出し入れをもっと求める。
 ホゥ……っと、深い吐息はその途中で止まった。
 おぼろげな気配を感じたのだ。
 そして階段を上がってきた女の子と、目が合った。

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