◆オチョボのヒミツ
「太郎ちゃん…早くぅ…」
「お、おう…」
なんだか今日は、小梅に急かされてばかりに思えた。
いつもとまったくの逆で調子がくるう。
太郎は小梅の股間に目を戻すと、思わずドキンとしてしまった。
小梅は両手で自分の割れ目を開き、太郎の小指を待っていたのだ。
割れ目の両端をひっぱり、薄紅色の中身を曝け出すさまに、おちんぽがビクビクと反応して、太郎はなんともおもしろくなかった。
(小梅はだからガキなんだ)
女の子なら、おまんこイジられるなんて、恥ずかしがって当然だろうに。
(オレをオトコと思ってねぇんだろうな…。
ちょっとばっかでも、意識したオレが莫迦みたいだ…)
太郎はフンっと鼻息を飛ばした。
「い、イタくてもガマンしろよ?」
「うん」
あどけない頷きが小面憎い。
太郎は躊躇いもなく、おまんこのオチョボ口に小指を差し入れた。
「ンク…っ…」
小梅の身体にビクンと震えが走り、小さな唇が呻きを呑み込んだ。
それはなんとも艶っぽい声…。
太郎の頭からは、直前までの小面憎さなど、吹き飛んでいた。
(もう一回、聞いてみたい…)
そう思うと、小梅の中に入れた小指を出し入れさせていた。
「…ン……ぅん………はぁっ…」
小梅はかるく目を瞑って、吐息を静かに漏らしていた。
ほんのり頬が上気しだして、声音にも甘ったるさが漂う…。
太郎は小梅のオトナな変化に魅入られていた。
言葉もなく、小指の出し入れを繰り返し、桃色の吐息に耳をそばだてる。
小梅の瞼がトロンと開き、太郎の顔を見つめていた。
太郎はドキンとして、素っ頓狂な声をあげた。
「と、トゲトゲ!
な、ないみたいだぞ…」
「ホント?」
「う、うん…」
ほぅ…っ…。
と、小梅は心底、安心した吐息を漏らした。
太郎はなぜだかその吐息に、胸がキュンとして耳まで火照った。
「よかった…トゲトゲ、ないんだね?」
「う、うん…そ、そうだな…よかった…」
トゲトゲなどない。
それがわかったというのに、太郎は指の動きをやめなかった。
おまんこの中は気持ちいい感触だったし、小梅の吐息をもっと聞いていたかった。
それに、小梅もイヤがっていない。
小梅のおまんこは拒むことなく小指を呑み込み、抜かれる小指を熱い柔肉で滑らかに舐める。
出し入れを繰り返すたびに、その動きは滑らかになっていくみたいに感じた。
自分の股間までウズウズ、おちんぽを触りたくて、ムズムズしてくる。
(や、ヤベ…)
薄紅色のオチョボ口が、小指への奉仕を繰り返すたびに、もどかしくて、ウズウズ、ムズムズ、我慢しきれなくて…。
まるでおしっこを我慢してるみたいに、繰り返し下半身をモゾつかせる。
熱くなったおちんぽを摩りたい。
硬くなったおちんぽを、慰めてやりたい…。
「おちんぽ、摩らないの…?」
「ん? うん…」
股間の疼きに、太郎は上の空だった。
「いいんだよ? いつもみたいに…」
「う、うん…。
――て、いつもみたいって?!」
しまった、とばかりに、小梅は目をギュッと瞑って、首をひっこめた。
「み、見てたのかよ?! いつ?!」
オナニーしているところを、小梅に見られていた。
それを知ると、太郎は穴に入りたいくらいの恥ずかしさでいっぱいになった。
「……ば、晩御飯…呼びにいって…。
…部屋のドアが、ちょっとだけ開いてて…太郎ちゃんの声が聞こえたの…。
『ゆり先生…』って、えっちな本に頬ずりして、おちんぽ摩ってた…」
いつのことかはわからないが、見ていたのはたしかみたいだ…。
太郎の頭は真っ白で、働くのは、わななく口だけ。
「お、怒った…?」
真っ赤な顔の太郎を勘違いしたのか、小梅の顔はくしゃくしゃで、今にもぐしっと泣きだしそうだ。
「お、怒ってねェよ……別に…」
シュンとした小梅には、どうにも弱い。
恥ずかしさからプイッと顔を背けると、小梅はまた勘違いを強めたらしい。
「あ、あたしも、シちゃったの! 太郎ちゃんがシてるの見て…。
だから、許して? ね?」
そんな捨てられた小犬みたいな顔されては…。
許すも何も…。
「――て。ホントなのか…?
オナニー、シたって?」
小梅はコクンと頷いた。
「『ゆり先生…』って、太郎ちゃんの声聞いたら…小梅、胸がキュンしちゃったの…。
そのまま、おっきくなったおちんぽ、覗いてて…。
おまんこ熱くて、我慢できなくて…スカートに手入れてて…おまんこ…撫でちゃってた…」
それなら太郎にも覚えがあった。
ヘタリ込んだ小梅を見つけて、風邪でも引いたのか心配になったのだ。
(あのとき…そうだったのか…)
真っ赤な小梅の額に手をあてると、らしくもなく振りほどかれた。
それでなんとなく、印象に残ってた。
「き、気持ち、よかったか?」
ふるふる。
「でも、毎晩、おまんこが疼く…。
サカった猫みたい。
お布団の中でおまんこ触って、お尻が揺れちゃう…」
小梅の話しを聞きながら、太郎の頭に、パジャマ姿の小梅が浮かんだ。
いつも着ている、にゃんこプリントのピンク色のパジャマ。
子供っぽい、そのパジャマの上から…?
いや、パジャマに手を突っ込んでだろう。
もしかしたら、下だけ脱いで…。
真っ暗な部屋、小梅は布団を被って、ひとり、おまんこを撫でる。
お気に入りのくまさんを抱きしめて、おパンツだけの小尻を高く、ユラユラ揺らして…。
きっと、見悶えるみたいに、乳首をイジったりもするのだ。
覗き見たおちんぽを思い出し、入れられることのない穴を指で埋め慰め、はしたない出し入れを繰り返す…。
ハァハァ…切なげに吐息を漏らし…くちゅ、くちゅ…と静かな音を重ね…。
おパンツのシミがいくら大きくなっても、満足できずに、かわいいお尻を揺らし続ける…。
小梅の告白に、もう我慢ができない。
「み、みんなにはいうなよ?」
太郎は短パンのチェックを下ろしたが、それだけでは大きくなったモノは取り出せなくなっていた。
もどかしく短パンの前を開けると、ピンとボタンが弾けて飛んでいった。
気にせずパンツごと短パンをズリ下ろすと、ピョンとビンビンのおちんぽが飛び出した。
それは皮もすっかり剥けていて、真っ赤な先っぽから、むわっと蒸れた生臭い匂いまで漂った。
「な、ないしょだかんな?
ぜったい、ぜったい、ヒミツだかんな?」
「うん。ぜったい、いわない」
小梅の口の堅さは太郎が一番よく知っている。
太郎は不安を覚えるもことなく、熱く火照ったおちんぽを左手に握った。
空いた右手は、小梅のおまんこに使うつもりだった。
小梅もそれを察しているらしい。
「太郎ちゃぁん…」
甘ったるい猫のような声を聞くと、太郎は小指ではなく、中指を入れていた。
小梅を困らせてやろうと思ったのだが、当惑したのは太郎の方だ。
(小梅の中、さっきより熱くなってる…?!)
熱くなってるばかりでなく、ヌルヌルも増して、中指が吸い込まれるみたいだ。
「…うぅ…太郎ちゃぁん……そんな奥まで…入れたことないよ…んく…」
困惑してはいるものの、小梅にはぜんぜん、イヤがる素振りは見られなかった。
オナニーの告白で、興奮したのか…?
(小梅のヤツ…、なんてヤラしいオンナなんだ…)
そう思うと、握るおちんぽのもどかしさが、また増したような気がした。
(これが処女膜なのかな…?)
指先になにかが触れると、太郎は慌てて指を引っ込めた。
小梅の処女膜…。
そういえば、小梅、ダレに破らせてやるんだろ…。
どんなちんぽが、小梅の処女を破ることになるんだ?
「な、なぁ、小梅…?
ダレと…ヤルつもりだったんだ?」
「……」
「やっぱり、立花先生か?」
若くて人気のある男性教師。
大抵、はじめての女子は、立花先生にシてもらう。
「太郎ちゃんは?
やっぱり、ゆり先生…?」
「ま、まぁな…」
「おっぱい、おっきいから…?」
「そ、そうだな…。美人だしな…」
にちゃ、ねちゃ…。
小梅のおまんこが静かな音を立て、太郎は半ば上の空。
ほんのり色づいてきた秘肉にも、目を奪われていた。
(小梅のおまんこ、すげぇ、ヤラしい…)
「…ん………んン………はぁ…はぁ…」
吐息の元を見上げると、あどけない瞳が好奇心をいっぱいにしていた。
おちんぽを摩っているところを、小梅に見られてる…。
そう感じると、ゆり先生を思って摩るより、体中が熱くなって興奮した。
「…太郎ちゃん…なんか、おちんぽから出てるよ…?」
「あ、ああ…そうだな…」
小梅がいってるのは、先っぽから漏れ出てる先走りのことだろう。
おちんぽを摩りだす前からこうだ。
ダラしないくらいに、透明なヨダレを垂らしている。
「おしっこ…?」
「ち、ちがうよ…ばか…」
「ぅぅ…やっぱり、おこってるぅ…」
小梅の顔がくしゃくしゃになった。
「ぉ、おこってないって…」
面倒くさいヤツだなぁ…。
「こ、コレは…が、ガマン汁だ」
「ガマン汁…?」
「ちんぽ摩ると、こうなるんだ。
お、おまえだってそうだろ?
おまんこの汁と同じだよ」
「ふぅん…」
おまえのおまんこ見て、こうなったんだぞ?!
そういって問い詰めたかったが、いったら負けな気がした。
「精子はいつ出るの?」
太郎はブッと吹き出した。
「で、出ないよっ!」
「ぅぅ…出ないのぉ…」
つい荒らげた言葉に、小梅はまたくしゃくしゃになった。
「ま、まだだっ!
も、もう少し待ってろ」
「うんっ!」
なにが嬉しいのか、小梅はニッコリ笑顔で頷いた。
太郎はバツわるい気持ちで、中指を入れてるおまんこに目を戻した。
小梅のせいで、今日は調子がくるいっぱなしだ。
えっちはもっと、こう…、ロマンチックなモンじゃないのかよ?
中指なんかより、おちんぽを入れたくなってるのに…。
“はじめては、ゆり先生”
そう思っていたが、この際、どうでもよくなっていた。
目の前のおまんこに入れて、その快感をおちんぽで知りたい…。
(小梅は…どうなんだろ…?)
おまんこはこんなに熱くて、中はお汁でぐちゅぐちゅ…。
その色も、最初に見たときより、ずっと紅色を増していた。
小梅のほっぺたと同じに、切なく火照って、紅潮しきって、おちんぽを入れたくて、ウズウズしてるにちがいない…。
そのおちんぽが自分のモノなら、小梅にイヤのイの字もないだろう。
(おまんこに入れたい…)
しかしどういっても、太郎が小梅に頭を下げることになる。
それはなんともシャクだし…。
清太や澄子に「ほうら、やっぱり〜」などとからかわれる、いいネタだ。
とはいえ。小梅から頼むなら、話しは別かもしれない。
いつものように、「しょうがねぇなぁ〜」と応じてやれる。
太郎は上目遣いで、小梅の様子を伺った。
「おまえ、なんでウソついたんだよ…」
「ウソ…?」
「風呂に入ってこなかったって…」
今朝、小梅がドライヤーで、髪を乾かしていたことは知っていた。
一緒に登校した太郎は、そのせいで少し待たされたのだから。
「……」
紅潮した小梅は、沈黙したままだった。
(やっぱりな…)
太郎は内心、ほくそえんだ。
聞かずとも、太郎にはなんとなくわかっていたのだ。
小梅のことだから、自分から離れたくなかったのだろう。
それはつまり、自分とえっちしたい、ってことだ。
だが、小梅から返ってきた返事は、意外なものだった。
「太郎ちゃんには、関係ないモン…」
これは太郎にとって、かなりショックだった。
小梅は太郎の後ろを、いつも子猫のようについてくる。
それは“自分のことを好いている”のだと、暗黙のように感じていた。
なのに出てきた言葉は、
「関係ないモン」
間逆といってもいいくらいだ。
(オレには関係ないって……、ど、どういうことだ…?)
太郎はこれ以上ないくらいにうろたえた。
(ほ、他に好きなヤツがいるのか…?
ダレなんだ? シャワー組のダレかか?
まさか清太…じゃないよな。
大政…小政か…?
ふたりとも、小梅のタイプじゃない気がする…。
ま、まさか…オヤジ…)
太郎の頭の中で、イガグリ頭のハンプティ・ダンプティが、ニヤリと前歯を光らせた。
(あ、あいつは…ダ、ダメだっ!
ぜ、ぜったい、許さないぞ!!)
先程までのとはちがう熱い渦巻きが、台風のように太郎の中に巻き起こった。
「なぁ、小梅…ぉ、おまえ…好きなヤツとかさ…ぃるのかょ…」
「いるよ」
「だ、ダレだ?」
「た、太郎ちゃんには…な、内緒っ!」
小梅はツイッと視線をそらせた。
“太郎にはいいたくない”
そういっているようで、なおのこと知りたくなる。
「内緒って…教えてくれてもいいだろ?」
「太郎ちゃんは?」
「オレ?」
「やっぱり、ゆり先生…?」
「ま、まぁな…」
「おっぱい、おっきいから…?」
「か、関係ねぇだろ…おまえには…」
小梅のことを聞いてるのに、なんでコッチの話しになるんだ?
「ぐすっ…。
…お、教えてあげても…いいよ?」
半ベソみたいな声で、小梅がいった。
「え、えっちしてくれたら…」
「え?!」
「え、えっちしてくれたら…教えたげる…」
- ◆はじめてはみんなへつづく…
[ Prev: ツルンの中 ] - [ FrontPage ] - [ Next: はじめてはみんな ]
↑署名の御協力をお願いします。
当コンテンツの著作・配布の権利は、右巻きソフトウエアが所有しています。
al999 @ migimaki.com
Copyright(C) 右巻きソフトウェア http://migimaki.com/