!!!はじめての抜け出し 1 // {{ref_image 01-1.jpg,evPic}} //--  それはまだ梅雨の最中。  ネムノキが綿毛のような花を、ひっそり咲かせていた時期。  ボクはさやちゃんに誘われて、“ホテル”でえっちしていた。  “ホテル”といっても、ホントのホテルじゃないよ?  体育館の舞台地下。  学校の生徒たちが、コッソリ、えっちするのに使う、ヒミツの場所なんだ。  ボクはそこの体育マットの上で、裸のさやちゃんに被さって、おまんこの中におちんぽを入れてた。  さやちゃんは、すんなりしたかわいい足をボクに絡ませた。  出入りするおちんぽに合わせて、腰をクネらせてくれてるんだ。  おちんぽがとても気持ちヨクて、ボクはハァハァ、吐息を荒らげちゃう。  うん。そうだね。  ホントにさやちゃんは、えっちがウマいよね!  さやちゃんは、隣のクラスの早川鞘子ちゃん。  体験教室で知り合って、イロイロあって…その…ボクの大好きな女の子になった。  うん。そうだね。  恋人っていうとテレちゃうけど、ボクにとってはそんな感じ。  だって、さやちゃんといるとすごく楽しいし、すぐにえっちしたくなっちゃうし、えっちするのも、とても気持ちいいもの。  だからさやちゃんは、きっとボクの恋人…だよね? 「も、もう…いい? だ、出しても…」 「うん、うん…」  おちんぽを出し入れしながら聞くと、さやちゃんは真っ赤に火照った顔で、呻くみたいに頷いてた。  さやちゃんがイクまで我慢、――なんて、ボクにはまだできないけど…。  でも、ボクのおちんぽで頷く、さやちゃんの声を聞くのが好き。  それに「出るよ」っていうと、さやちゃんのおまんこは、ジュワ〜って、お汁を湧かせてくれるんだ。  そうなると、ちょっとキツめのおまんこは、中がヌルヌルで、とてもいい締まり具合。  入れてるおちんぽが気持ちヨすぎて、ホントにガマンできなくなっちゃう…。  ボクは一所懸命、ハァハァしながら腰を動かして、突然やってきた強い快感に、頭が真っ白になった。  そしてビュクビュク、おちんぽを震わせて、精液をいっぱい、さやちゃんのおまんこの中に吐き出したんだ。いつもみたいに。  ボクは大きなため息をついて、おちんぽをおまんこから抜いた。  おまんこがクチュって囁いて、おちんぽがとても名残惜しそう。  けれどもさやちゃんは、くったり寝そべったまま。ティッシュで股間を拭くこともしなかった。 「う〜…ジメジメぇ〜…暑いなぁ…もう…。  えっちする気が起きなくなるわ…」  けだるげに愚痴るさやちゃんを見て、ボクは思わず笑っちゃった。 「あはは。えっちした直後じゃ説得力ないよ」 「“もう一回”って意味よ」  あはは。そうだね。  さやちゃん、キミって底無しだよね。  お陰でボクは、いつも精液カラッポだよ。 「あ〜あ。前のホテルはよかったなぁ…」  お菓子の赤い箱を取りながら、さやちゃんはゴロンと腹這いになった。  ボクもその隣に腹這いになった。  えっちした後、裸のまま、こうしておしゃべりすのは、とても楽しいんだ。  さやちゃんのプリンとしたお尻を撫でてると、すぐにおちんぽが元気になるしね。 「前のホテルは涼しかったの?」  前の“ホテル”は、体育用具室。  体験教室で知られて、使えなくなっちゃって、この体育館の舞台地下が、新しい“ホテル”になったんだ。  でも前のホテルは、ちっちゃな窓がひとつだけだったよね?  とても涼しいとは思えなかったけど…。 「木陰だったからひんやりしてたの。  コンセントもあったから、扇風機を持ち込んだりね。  えっちして風に当たると、心地よかったわ」  さやちゃんは箱から一本、ポッチーを取り出して口にくわえた。 「でもココは、湿気が酷くてジメジメだもん。最悪。  扇風機に当たったら、カビが生えちゃいそうよ…」  不機嫌そうに、さやちゃんは口を尖らせた。  ボクはさやちゃんのご機嫌をとるみたいに、かわいいお尻をフニフニした。 「これからもっと暑くなるよ?  そしたらジッとしてるだけでも、我慢できなくなっちゃうね」  さやちゃんと一緒にいるのは、別にえっちが目的じゃないけど……暑くてえっちできないのはイヤだもんね。 「そうよねぇ…。  どこかいい場所、ないかしら…」 「プールの更衣室は?」  あそこなら水が側にあるから、きっと涼しいハズ。 「ダメよ。これからドンドン使うじゃない」  そっか。プールのシーズンはこれから。  プール開きしたら、授業でも放課後のクラブでも、人の出入りが頻繁にあるもんね。  落ち着かないばかりか、先生たちにも見つかっちゃう…。 「そっか。そうだね…」  ボクはさやちゃんのサラサラの髪を、なんとなく撫でる。  なんだかこれって、相談事のクセになっちゃってるみたい。  さやちゃんもわかってるみたいで、クリっとした子猫みたいな瞳を向けてくれた。 「あのね、小田先生なんだけど…」  小田先生は、さやちゃんのクラスの担任の先生。  うん。そうなんだ。  体験教室で、えっちする約束をしたんだけど、まだシてないんだ。  だってボクには、さやちゃんって大好きな子がいるもの。  なのに他の女の子、女の人とえっちするなんて、そんな浮気はよくないよね?  それで逃げるように、はぐらかしているんだけど…。  めげずに小田先生は、ことあるごとにボクに迫ってくるんだ。  会うたびに抱きついてきて、オッパイで顔を埋めさせたり、ところかまわず、おちんぽを摩ってきたり…。  もうはぐらかすのもタイヘン!  ホントに困っちゃうよ…。 「どうしたらいいのかな…」  ボクが聞くと、さやちゃんは目をまん丸くした。 「えっち、シてあげればいいじゃない。  なんであたしに聞くの?」  ボクは目をパチクリ。 「なんでって……。  だって一応、ボクとさやちゃん、つき合ってるし…」  そしたらさやちゃん、中空に目を寄せて。 「そうだっけ?」  だって! もう…。  毎日、放課後は図書室で会ってるし。  毎日のように、えっちしてるのに…。 「図書室へ行くのは、あたしの日課。待ち合わせにも便利だしね。  えっちするのは、愉しいからだし。  アンタとするのは、いちばん気持ちイイからよ。  他の子とスル気が、起きないくらいにね!」  じゃ、やっぱりつき合ってるんだよね? 「でも、つき合ってるといわれると…微妙なトコね!」  さやちゃんは悪びれずにニッコリ。  ボクはため息が出ちゃう…。 「好きって、いってくれたのに…?」 「うん。ハジメのことは好きよ?  毎晩、おまんこが濡れちゃうくらい。  だからこうして、えっちシてるんじゃない!」  でもつき合ってない…?  さやちゃん、ボクにはよく理解できないよ…。 「じゃ、ポッチーとボク、どっちが好き…?」  きっとその程度なんだろうね。さやちゃんにとっては。  さやちゃんはくわえてたポッチーを、ポキンと折った。 「ポッチー」  あぅ…ポッチーには勝てると思ったのに…。 「――っていったら、アンタ、おちんぽをチョコ味にするの?」 「そしたらポッチーに勝てる…?」 「やめてよ!  せっかくの風味が台無しじゃないっ!!」  うん。そうだね、さやちゃん。  キミってば、おちんぽの生臭いのが大好きだもんね。  これもボクには理解できないけど…。 「うふふ」  ため息をつくボクを、さやちゃんはクスっと笑い、くわえてるポッチーの先を向けてきた。  ボクはその端っこを齧り、さやちゃんも銜えてる端っこを齧る。  さやちゃんの瞳がまっすぐボクを見つめてて、ボクも見つめ返す。  近づく瞳にほっぺたが熱く火照って、ドキドキ、胸が高鳴っちゃう。  うん。キスって、えっちするのとまたちがうドキドキだよね。  そうやって、一本のポッチーを齧り合って唇を近づけていると、急に鉄扉の音がしたんだ。  ボクとさやちゃんはとってもびっくりして、お陰でポッチーはポッキリ折れちゃった。 {{metainfo}}