!!!歌姫アクアとサド王子 {{category 本編,鋼鉄の人魚・アクア,nolink}} !■りりんに体を洗われ、ハンス(仮名)は泡だらけとなっていた。 //{{include_html htmlPIC,"!りりん洗い"}} {{ref_image evLilin_bath.jpg,りりんのコスプレ劇場}} //-- 「それはアクアね」  入り江で出会った歌姫の話しをすると、りりんはやさしく股間を洗い、教えてくれた。 「アクア?」 「どこかの王子と結婚したらしいけど……すぐに捨てられちゃったの。  それ以来、あの入り江にいることが多くなったみたいね。  臆病な娘だから、人と話しをするのはとても珍しいわ」 // 「革ベルトの首輪をしてたよ。 //  鞭で何回も打たれたみたいな傷が、背中にあった…」 「鞭で何回も打たれたみたいな傷が背中にあったよ。  とっても痛々しかった…。  それと、革ベルトの首輪。  まるでペットか家畜がするみたいなヤツ。  買われた人魚は、あんなのつけるのが決まりなの…?」 //-- 「その王子さまがね、“そういうシュミ”の人だったのよ!」 「いたい、いたいよ、りりん…」 「うふふ。ごめんなさい」  りりんは笑ってゴマかした。 「アクアは紋章付きということもあって、懸賞もかかってるんだけどね」 「懸賞? 珍しいね」 「ショーケースの中の宝石なのよ。  ギルドもどう手をつけたものか…持てあましてるのね」  たしかにあの場所は、少々、厄介な処である。  遠浅かと思えば急に深くなるし、寒流が流れ込むお陰で、潮の流れも読みにくい。  海に潜られればすぐに見失い、たやすく逃げられてしまう。  捕まえるのはかなり困難であろう。 「ハンス(仮名)のお目当てはどっちなの?  紋章? それともアクア?」 「両方。  いたたッ! いたいよ、りりん」 「うふふっ! ごめんなさい。でも…。  気持ちよかったでしょ?」 「…うん、たまにやって」 「でも……あの紋章は、誰にも奪えないわよ」  股間から目を離さず、りりんは呟いた。 「なんで?」 「そのときが来ればわかるわ」 「いたた……」 「うふふッ! 無茶しちゃ、ダメよ…?」 //{{counter2 mer03Count}}