【キャラNUMタグ】(エフェクト設定)


 「キャラNUMタグ」を設定すると、キーワードによってキャラNUMの値を設定できます。
 「キャラNUM」とは、アプリ内の変数です。
 キャラNUMは、キャラ画像を表示するときに、「キャラID」として使われます。

   [キャラNUM] ← 01 を設定
    ↓
   [キャラID] == 01
    ↓
   bt01_.gif

 これはどういうことかというと、
 小説形式でも、ある程度、台詞と人物を合致させられる機能
 ということです。

   KEY_SFX.TXT

【仕組み】
【キャラNUMの設定】
【タグの設定】
◎設定例


【仕組み】

 エフェクト・キーワードに、「キャラNUMタグ」を設定すると、キーワードによってキャラ画像を変更できます。
 「キーワード」は、例えば「人物名や人称」などです。

 小説形式の場合、台詞の人物を特定するのは困難です。
「今日はいい天気だね」
 上の場合、誰の台詞かは特定できません。
 そのため、表示するキャラ画像が、文章中の人物と異なってしまいます。

 しかし次の場合なら、「女の子」の台詞であることがわかります。
 女の子は空を見上げて、大きく伸びをした。
「今日はいい天気だね」

 「キャラNUMタグ」では、この方法で人物を特定するものです。

 前文を例に、キャラNUMタグに「女の子」と設定したとします。
 文章中に「女の子」が出現すると、「キャラNUM」が変化します。
 すると、台詞で表示されるキャラ画像は、「キャラNUM」のキャラ画像となります。

[タグ設定ナシ]
 女の子は空を見上げて、大きく伸びをした。  ←「キャラNUM」は変更しない
「今日はいい天気だね」  ←キャラ画像のどれかが、表示される

[タグ設定アリ]
 女の子は空を見上げて、大きく伸びをした。  ←「キャラNUM」が変更される
「今日はいい天気だね」  ←「女の子」の画像が表示される

 ある程度ではありますが、「キャラNUMタグ」の設定で、台詞と人物を合わせられます。


【キャラNUMの設定】

[コマンドタグ]
<CHRA NUM>

・特殊キーワード
default

[用例]
<CHRA NUM>
キーワード・0
キーワード・1
キーワード・2

[内容]
●「キャラNUM」の変更設定。
 キーワードが出現すると、キーワードの記述順番が「キャラNUM」に設定される。
 ※.「キャラNUM」のキャラ画像が表示される。( キャラNUM = キャラID )

●複数設定
 キャラNUMタグは、複数設定できます。
 複数設定すると、後述の設定が優先されます。

●特殊キーワード「default」
 キーワードを「default」と指定すると、キャラNUMを変更しません。
 設定順番を調整するためのもので、複数設定で有効に働きます。
 例えば、下記のような場合です。

<CHRA NUM>
あなた
女の子
女性
<CHRA NUM>
アンタ
default
看護婦

 「女性」には「看護婦」という別名がありますが、「女の子」にはありません。

 「default」を設定しているので、設定順番はどちらも同じです。
   女性では 「2」
   看護婦では「2」
 がキャラNUMに設定されます。

 「default」を設定しない場合、設定順番がズレてしまいます。
   女性では 「2」
   看護婦では「1」
 となってしまいます。

 キーワード「default」は、こういったズレを解消するためにあります。

【タグの設定】

[ファイル]
 タグは以下のキーワード・ファイルに設定します。
   KEY_SFX.TXT

[設定方法]
1.「KEY_SFX.TXT」の中に、下記のコマンドタグを追加してください。

< CHRA NUM >

2.コマンドタグの次の行から、キーワードを設定します。

< CHRA NUM >

あなた
女の子
女性

 キーワードの順番が、「キャラNUM」となります。
 上の例でいうと、
   」    … 0 : bt00_ のファイルが表示される。
   あなた  … 1 : bt01_ のファイルが表示される。
   女の子  … 2 : bt02_ のファイルが表示される。
   女性   … 3 : bt03_ のファイルが表示される。
 となります。
 また、」(閉じ)は、キャラNUMを初期値に戻す働きがあります。


◎設定例

[KEY_SFX.TXT]
<CHRA NUM>

あなた
女の子
女性
<CHRA NUM>
default
アンタ
default
看護婦