【フェイスデータの作成】

 キーワードでフェイス画像(顔画像)を表示する、データを作成します。
 手順はキャラデータと同じですが、ファイル名の規則が異なります。
 ※.表示したくない場合、作成しなくてもけっこうです。


※.青い帯の上に表示されているのが、フェイス画像です。


 [データ形式]
 透明色が必要な場合、キャラ画像同様、グラフィックツールで透明色を指定してください。

 [表示方法]
 キャラ画像同様、2つの方法があります。
 キャラ画像とほぼ同じですが、ファイル名規則とキーワード・ファイルが異なるので注意してください。

●台詞での表示
【フェイス画像のファイル名規則】
注釈

●キーワードでの表示
【画像データ(PAK)の作成】
【キーワード・ファイルの作成】
◎設定例
【ホームフォルダーへの格納】


●台詞での表示

 ScriptTikkerは、文章が「で始まる場合、文章を台詞として認識します。
 台詞として認識すると、表示する画像を探し、画面に表示します。

[台詞として認識]→フェイス画像を表示
「今日はいい天気です」

[台詞とは認識しない] … 画像を表示しない
 今日はいい天気です。

 これらの動作は自動的に行われます。
 PAKファイル(PAK_CAR.ZIP)を作成すれば、データ作成は完了となります。(キーワードファイル不要)
 ただし、画像のファイル名に規則があります。
 後述の規則に従って、画像のファイル名を変更してください。

 PAKファイルを作成したら、ホームフォルダーへ格納し、 【アプリの起動】 の手順に沿って、ScriptTikkerを起動させます。

※.以上は、アプリのデフォルト設定での作成・設定です。
 アプリ設定の変更や、エフェクト設定との組み合わせで拡張できます。

【フェイス画像のファイル名規則】

 フェイス画像を「台詞での表示」をさせるため、下記の規則で、画像ファイル名を設定します。

a.1〜2文字目は、「fc」。

b.3〜4文字目は、数字。
 ※.これが「キャラID」となります。

c.5文字目は、「_」。(アンダーバー1文字)

d.キャラIDは、3つまで。(デフォルト設定)
 三人までです。(デフォルト設定)

e.6文字目以降は、エフェクト設定となります。
 ※.詳しくは別項を参照してください。

例:
[PAK_CAR.ZIP] [sample]
   fc01_.gif   (一人目)
   fc02_.gif   (二人目)
   fc03_.gif   (三人目)


※.以上は、アプリのデフォルト設定での規則です。
 アプリの設定を変更することで、任意に変更できます。
 (キャラIDはのぞく)

注釈

 「台詞での表示」は「小説形式の文章」のために作成された機能です。
 小説形式の文章では、台詞の人物を特定できないため、文章内容とは関係なく、プログラムで自動的に決定させています。
 そのため、台詞の人物と違うキャラが表示されることが、ほとんどでしょう。
 違和感があるかと思いますが、「雰囲気モノ」、として割り切ってください。(^_^;

※.エフェクト設定や「シナリオ形式の文章」で、内容と関連表示させることもできます。


●キーワードでの表示

 データ作成の手順は、背景データと同じですが、ファイル名が異なります。

●キーワード・ファイル
   KEY_FACE.TXT [sample]

●PAKファイル
   PAK_CAR.ZIP [sample]

【画像データ(PAK)の作成】

 画像データ(PAKファイル)の作成 に従って、画像データを作成してください。
 ファイル名は、下記となります。
   PAK_CAR.zip
 ※.ファイルは、1つでもかまいません。

【キーワード・ファイルの作成】

 背景表示のためのキーワード・ファイルを作成します。

 ホームフォルダーの「KEY_FACE.TXT」をテキストエディタで開き、編集設定します。
 画像キーワードの設定 に従って、キーワード・ファイルを設定してください。

◎設定例

[KEY_FACE.TXT] [sample]
<fc00_000.gif>
「ScriptTikker
「めんどり?」
「ウフフ…」
<fc01_000.gif>
「ティッカーって?」
「めんどい、よっ!
「ウフフって…まさか…」

【ホームフォルダーへの格納】

 PAKファイルとキーワード・ファイルを作成したら、設定は完了です。
 ホームフォルダーへ格納し、 【アプリの起動】 の手順に沿って、ScriptTikkerを起動させます。
 設定したキーワードが表示されると、キャラレイヤーに、設定した画像が表示されます。