//{{include_html htmlBan,"!pageTop"}} !!!小噺 「支那」 !        作・虹色林檎脳炎  くだらない噺を一席…。  え〜。  江戸の昔には、“なくても困らない数字”というのがございまして〜。  そこから転じたのが「{{ruby 893,ヤクザ}}」もん。  当時は釣り銭が面倒なこともあって、ハンパな数字は使わない。繰り上がりにしか使い道がない。それで“なくても困らない”というワケです。  時は流れて現代…。  少しでも安く見せようってんで、逆によく使われる。  スーパーのチラシじゃ、目にしないことがない。  えらく出世したモンで、“なくては困る数字”になっておりますな。  だからってワケじゃないでしょうが、代わりにいわれだしたのが「{{ruby 47,シナ}}」。  毎日新聞じゃ、禁止語になるくらい。  嫌われたモンですなぁ、「{{ruby 47,シナ}}」。  さて。  ここにひとり、喫茶店でえらく怒っている男がおります…。 「おい! マスター!」 「はい、なんでしょう?」 「なんでしょうじゃねぇよ!  なんだよ、こりゃ!」 「はぁ…」 「はぁ…じゃねぇって!  頼んだモンとちがうっていってんだよ!  オレが頼んだのは、“本日のおすすめ”だよ?  えらくご大層な茶碗が出てきたと思ったら──、中身がねぇじゃねぇか!  空っぽだよ、空っぽ!  カラの茶碗だしてきて、ナニ飲めってんだよっ!!」 「お言葉ですが、お客さま。  それがおすすめの中国茶・なくていい“{{ruby 47,シナ}}もんティー”でございます…」  …お後がよろしいようで。 ◆特別付録 : なくてよい支那IPと韓国IPのdenyリスト {{files}} {{color red," ※.使用には、十分注意のこと"}} {{include_html htmlBan,"!pageTop"}} ---- !「支那」とは… ''' 「支那」は差別語ではありません。''' ''' 単なる地域名です。'''  あの地域一帯は、王朝が変わる度に国号が変わるため、一定した呼び名がありませんでした。  そのため、支那の知識人が作り出したものです。  「過去に抗議があった」という話を聞きますが、これはミスリードを狙ったものです。  清が崩壊して以後、国号が定まっていない時期がありました。  そのため、日本でも「支那」を使用していました。  しかし、支那に新政府ができると、新政府から要望がきたのです。 「"中華民国"という国号ができたので、以後、国号を使用してほしい」  なるほどもっともです。  たとえば、Sさんの家に赤ちゃんが産まれたとします。  名前ができるまでは「Sさんの赤ちゃん」でもかまわないでしょう。でも名前ができたのなら、「○○ちゃん」と呼ぶのが好ましいでしょう。  日本はこの要望を受け入れ、「できるだけ"中華民国"を使うように」と通達をだします。  '''しかし、「支那」を禁止語にしたわけではありません。'''  実際、支那の知識人は、'''「中華民国ができたからといって、清や元、秦、漢といった過去の文化をすべて自分のものと称するのは、おこがましい」'''といっています。  時は流れて現在。  中華民国は台湾へ移っています。 // 中華民国が"台湾"なら、中華人民共和国を"支那"と呼ぶのは、しごく当然のことです。  中華民国が"台湾"なら、中華人民共和国を"支那"と呼んでもおかしくありません。  '''「支那」は差別語ではありません。'''  「支那」を差別語とする毎日新聞は、新たな差別を作り出しているといえるでしょう。 ---- {{counter2 hanasi_47Count}} //{{footnote_list}} {{include_html htmlBan,"!page_47"}} //{{attach nolist}} {{include_html htmlBan,"!pageFoot"}} {{category panmimi,小噺,支那,変態毎日新聞,nolink}} {{metainfo}}