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萌え小説 14

うちの子ご自由にお描き下さい同盟



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はじめてのお誘い


 立花先生と話しをした後、ボクは体育館へ行ってみることにした。
 食後は体育館へ集合することになってたからね。
 けっこう時間も経ってるし、もしかしたら美代ちゃんも戻ってるかもしれない。
 案の定、というか、運良く。体育館までの廊下で、ボクは美代ちゃんを見つけた。

「美代ちゃんっ!」
 ボクが声をかけると、美代ちゃんはちょっとびっくりしたみたいだった。
「鈴代くん…」
 ボクは美代ちゃんに駆け寄ると、ホッと息を整えた。
「心配して、捜してたんだ」
「……」
 美代ちゃん、シャワーでもしてたのかな?
 頬がほんのり上気してる。
「……」
 どうしたんだろ?
 ボクから目をそらすみたいに、美代ちゃん、ソワソワしてる。
 それにちょっと、元気がないみたい…。
「……す、鈴代くん…?」
「うん?」
「さ、鞘子ちゃんと…シたの…?」
「え?」
 そっか。
 美代ちゃん、ボクと早川さんがシてたと思って、それで元気がないんだね。
「し、シてないよ。早川さんとはシてない」
「……」
「ホントだよ?
 他の女の子とも、えっちしてない」
「……」
 うーん。…そうだね。
 おちんぽがあんな状態だったのは、美代ちゃんが一番よく知ってるもんね。
 いくら“シてない”を繰り返しても、説得力ないよね。
 恥ずかしいけど、ちゃんといってあげなきゃ。
「え、えっちしたくて仕方がなかったけど、美代ちゃんがいないから…その、ひとりで…トイレに流しちゃった」
「…ホント?」
「うん。イケなかったけど。
 その…美代ちゃんのことが心配で」
 半分ホントで半分ウソ。
 このくらいは許してくれるよね?
「…あ、あたしもトイレで、…その……ひとりえっちしてた…」
 美代ちゃん、真っ赤になって俯いちゃった。
 うん。そうだね。かわいいね。
 そうだ。
 ちょうどいい機会だし、あのことを誘ってみようか…。
「あ、あのさ…」
 女の子を誘うなんてはじめてだから、ボクはちょっと照れくさい。
「あ、明日の小田先生の教室…い、一緒に、どう……かな…て…」
「…んと……」
 美代ちゃん、返事に迷ってるみたい。
 もう。しっかりいってあげないからだよ、きっと。
「ボ、ボク、み、美代ちゃんと一緒に出たいんだ。
 い、一緒に出ようっ?!」
 し、しっかり、ちゃんといったよ? 男らしく。うん。
「うん。いいよ!」
 美代ちゃんは、笑顔で返事してくれた。
 よかった。
 ボクはOKの返事よりも、美代ちゃんの笑顔にホッとした。
 ついで、うれしさで胸がいっぱいになっちゃった。
 思わず、
「えへへっ」
 って笑ったら、
「うふふっ」
 って、美代ちゃんも笑ってくれた。
 美代ちゃんもホッとして、うれしかったのかな?
 目の端にちっちゃな涙の粒があった。
「行こう。体育館にもうみんな集まってるだろうから」
 て、手を差し出したんだけど…。
 美代ちゃん、またモジモジしはじめちゃった。
 どうしたんだろ?
「……」
 チラッ、チラッと傍のトイレをみてる…。
 あ。そうか。
「ボク、先にいってるね」
「うん。…ごめんなさい…鈴代くん…」
「ううん。気にしないで」
 ボクは美代ちゃんに見送られるように、体育館へ足を向けた。

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