!!!はじめての対決・中編  テーブルの上に立つ早川さんは、両手を前に延ばし、かるく拡げてた。  そうして拡げてた両の手を、胸に集めて抱くと、そのまま、小さな円を描いて、舞台となったテーブルの上を歩く。  ちょっと俯いて歩く仕草は、恋人を待っているようにも、片思いの相手を想っているようにも見えた。  すんなりした足、ツルンとしたアソコ、かわいい胸の膨らみ、小さなお尻、華奢な背中、綺麗なうなじ…。  早川さんの身体と仕草に、観戦者の男子も女子も目を奪われてた。  しばらくテーブルを回っていたあと、早川さんは品よく足を合わせ、テーブルに両手をついた。  そのまま腰をおろして、片足を延ばし、片足を膝立て、ボクらに対して横向きに座った。  そして指で自分の唇に触れ、その指を舐めだした。  ボクは舐められたときの快感を思い出して、自分のおちんぽがビクンと大きくなるのを覚えた。  早川さんは唾に濡れた指を、自分の乳首に当てる。  そして戸惑うように、その指で乳首を撫で転がした。  はふ…って、小さな吐息が聞こえたような気がして、ボクは自分のおちんぽが、早川さんの乳首と同じようにされているのに気づいた。  美代ちゃんの手が、筆で円を書くみたいに、ボクの棒をゆっくり回していた。  なんだか、硬さを調べられてるみたいで、ちょっと興奮しちゃう…。  早川さんは自分の乳首を弄びながら、もう片方の指を舐めていた。  その指はやがて、自分の股間にあてられ、ゆっくり撫でだした。  割れ目を撫でているのかな…?  ボクのところからでは、早川さんの身体が横に向いてるので、わからない…。  早川さんの瞳がチラッとこちらを向き、ボクと目が会った。  ボクは堪らず、息を飲んじゃった。  フフッと早川さんは微笑を浮かべると、縦膝はそのままに身体をこちらに向け、割れ目を拡げた。  ゴクン…。  食堂中が、生唾を飲み込んだみたいな気配。  ボクの心臓は早鐘のように鳴っていて、足はフラフラと割れ目に吸いつけられそう。  美代ちゃんの手がボクのおちんぽを握ってなければ、きっとそうなってた。  早川さんはまた指を舐めていた。  そして今度はその指を、割れ目の中へ滑り込ませ、ゆっくり撫でだした…。  それとともに、美代ちゃんの手が、ゆっくり、ボクのおちんぽを摩りだす…。  堪らず吐息が漏れちゃった…。  その刺激を、ボクはおちんぽとともに待ってたんだ。 「入れていい…? おまんこの中…入れて…?」  うっとり、早川さんが呟いた。  それはまるで、えっちしている相手にいってるみたいで…ボクに向かっていってくれてるみたいで…。  たぶん、ボクは頷いてたと思う。 「…ん……はぁ……ぅん……」  早川さんは静かに吐息を漏らし、人指し指でおまんこの中を弄ってた。 「…みて…すごいよ…鈴代くんの……」  観戦者の女子から、ヒソヒソなにやら聞こえてくる。 「…ホント…ウワサって、マジだったのね……」  う〜…。なんでこうなんだろ…。  みんなに見られて恥ずかしいのに…なんで、おちんぽ、硬くなっちゃうんだろ…。 「すげぇ…」  驚いてるのは、男子もいっしょみたい。 「ドーピングじゃねぇの…? あの大きさ…」 「ドーピングなら、ブータの方だろ?  アレでデカくしてるツモリなのか〜?」 //  勝負は出した方が負け。大きくなってないってことはズルしてるってコト。 「おい、ブータっ! もっとヤル気だせよ〜。  ババアのファックの方がマシだぞ〜」  男子からおちょくる声がかかると、ブータは情けない怒声を出した。 「う、うるせぇっ! てめぇら、覚えてろよっ!」  両手を縛られて、森山さんにおちんぽ摩られてるから、そんな声を張り上げるしかない。 「クスッ。えっちはムードが大切なのよ? //  余計なコト、いっちゃダ・メ…。 //  それとも、猿ぐつわがいい…? ウフフ…」  猿ぐつわされたい…? ウフフ…」  早川さんのたしなめる言葉は、まるでえっちのときの戯れみたい…。  ざわめいてた観戦者まで、耳を惹きつけられちゃってた。  ぴちゃ…ぺちゃ…。  早川さんの口が唾を練るみたいに、はしたない音を立ててた。 「おちんぽ、舐めてあげようか…フッ…」 「あぅ…」  まるで早川さんの吐息がかかったみたいに、ボクは耳がこそばゆくなっちゃった…。  でもそれは錯覚じゃなくて、美代ちゃんがボクの耳に息を吹きかけてたんだ。 「うっ…く、くすぐったぃ…」  ブータも森山さんにそうされてるみたい。 「ウフフ。それじゃ、舐めてあげる…ね…?」 「あう…っ…」  早川さんがそういうと、ペロッて、なんか濡れた感触が耳たぶを襲った。  ゾワゾワ〜ッて、背筋を登るみたいな快感…。 「み、美代ちゃん…?」  美代ちゃんの顔がホントにすぐ側にあったから、たぶん、美代ちゃんが耳たぶを舐めたんだろうね。 「や、やめろってぇ…う…うぅ…」  呻いてるんだか、悲鳴だかわからない、ブータの声。  なんだろう…と思った瞬間、ボクもわかった。  ぴちゃ…ぴちゃ…ぺちゃ…  って、耳の側で聞こえる、ていうか、なま温かい感触が耳たぶを覆って、こ、こそばゆくって…た、堪ンない…。 「あ、あぅ…み、美代ちゃん〜…」  美代ちゃんの唇が耳たぶを食んで、舌が耳たぶを舐めていた。  な、なんで耳たぶなんか…あ、あぅ…全身から力が抜けるみたい……。  勃起したおちんぽを摩られ、耳たぶを舐められ、こそばゆさから身をくねらせている、ボクとブータ。  そんなボクたちを見て、早川さんは楽しそうだった。 「ウフフ…そろそろ出したくなってきた?」  ボクは半ば頭が、ぽお〜としてて、なにも返事ができない。  ブータはなにかいってるみたいだけど、言葉になってなかった。 「ホラ、見て…あたしのおまんこ、こんなになってる…。  どう…? あたしのおまんこ…」  両手を使って、早川さんが自分のおまんこを拡げて見せる。 「目を瞑らないで…しっかり見て…ねぇ…」  早川さんのおまんこは、とても綺麗な色だった。  早川さんのお汁でタップリ濡れていて、すぐにでもおちんぽを入れられそう…。  おちんぽを摩られ続けてるボクは、口を開けて待つおまんこから目を離せなかった。 「ねぇ、文太…どう思う…?」  ぐって感じの間があって、鼻息荒くブータがようやっと返事をした。 「ヤ、ヤリてぇ…」 「ぷふっ。30点」  点数つけられるんだ…。  百点だったら、ボクの勝ちになるかな…?  解放されて、おまんこに入れさせてもらえるかな?  うん。そうなんだ。ボクはもう、おまんこに入れることしか頭になかったんだ。  おちんぽを摩られてこそすれ、射精したくなるほどでもなくて、もどかしいばかりで、体温が上昇するばかり…。  逆上せ上がった頭じゃ、働かなくても仕方ないよ…。 「鈴代くん…どう…?  もう一回…スル?」  早川さんの問いかけ。  どこかで聞いた台詞…。  そう。早川さんとはじめてした直後に、聞いてきた台詞だ。 //  あの時、ボク、ちゃんといえなかったよね…。 //  今度はちゃんといわなくちゃ…。  それに気づいたボクは、あの時いえなかったことを口にしてた。 「シ、シたいっ! さやちゃんと、もう一度えっちしたいっ!!  ウッ!」 //  台詞をいった途端、おちんぽを摩る手がこわばって、堪らず呻いちゃった…。  返事をした途端、おちんぽを摩る手がこわばって、ボクは堪らず呻いちゃった…。 // 「ふふふ…鈴代くんのえっち……」 「ふふふ…ば〜か……うふふっ…」  その早川さんの微笑は、せせら笑いではなくて、どこかうれしそう。  正解だったのかな…?  おちんぽを摩る手が、ちょっと窄まって、具合がよくなった…。 // 「どう…? おちんぽの具合…」  早川さんがそう聞くと、ブータを摩る森山さんが口を開いた。 「熱いわよ…すごく…。ビクンビクン、元気で…とっても硬くなってるわ…」 「ま、まだ出さねぇ…ゾ…」  ブータの声は、半ば負け惜しみみたいに聞こえた。 「鈴代くんのは…?」 「……」  早川さんの問いかけに、美代ちゃんはすぐに返事をしなかった。 「ねぇ、美代ちゃん…?  恥ずかしがらないで、聞かせて…?」 「……ぁ、熱い…とても…硬くて……ど、どぴゅ、どぴゅ、って、すぐに射精しちゃいそう……」 「フッ!」  って、ブータのせせら笑いみたいのが聞こえたけど、ボクは全然気にしてなかった。  それより、美代ちゃんの様子の方が気になってた。 “えっちな子。そう思われるのは恥ずかしい”  そういってた美代ちゃん…。 // 「入れたい? 美代ちゃん…?」 「……」 「ねぇ? おまんこに鈴代くんのおちんぽ、入れたい?」 「…ぃ、入れたぃ…か、硬くて、おっきいおちんぽ……」 //--  火が出そうなくらい、真っ赤な顔で俯いてた。 「美代ちゃん…」  朦朧とした中、ボクはちょっとだけ、我に返った気分。  みんなの前でボクのおちんぽ摩って、えっちな言葉をいわされて…どんなに恥ずかしかったろう…。  摩る手まで、こんなに熱くなって…うぅ…気持ちイイ……。  うん…。ボクって、サイテーだね…。 //  早川さんに憤りを感じたのに、そのお陰で快感を感じちゃってる…。  早川さんに憤りを感じたのに、そのお陰で快感を得ちゃってる…。 //-- 「ねぇ…ふたりとも、もういいでしょ…?」  それが合図だったのか、美代ちゃんが自分の身体を、ボクに擦りつけだした。  ボクの足に自分の足を絡めて、股間を擦りつけてオナニーしてるみたい…。 「はぁ……はぁ……」  って、美代ちゃんは、吐息まで熱い…。  まるで全身でオネダリされてるみたいで…ボクはもう、頭に血が上りきって、なにも考えられなくなってる…。 「出そう…? いっぱい、いっぱい、出して…。  いっぱい出して、気持ちヨクなろう…?」  早川さんの言葉がボクの耳をくすぐってる。 「ホラ、あたしのおまんこ、おクチを開けて熱い精液待ってる…」  早川さんのおまんこが、よだれにを垂らしておちんぽを誘惑するる。  擦りつけられる人肌の柔らかさは、とても心地いいし…。  おちんぽを摩る手はドンドン早くなってきて、いまでは扱くって感じ…。  おちんぽもだんだん、出す気になってきてるし…。  もう…出しちゃおうか…?  でも、そうしたら早川さんが…。  でも、勝っても早川さんと…。  ん…? でも…、ちょっと待って…。  体験教室なんだから、誰が誰とヤッてもイイんでしょ…?  イヤじゃなければ…。  じゃ、勝とうが負けようが、どうでもイイんじゃない…?  そんな気分にボクはなって、おちんぽを扱く、気持ちいい手に身を委ねることにしたんだ。  だって、この火照った柔らかい手は、ホントに気持ちいいんだもん…。  ホラ、もう袋の中がザワザワ…。  あ。もうちょっとで……。  ――っていうトコで、いきなりおちんぽの手が止まったんだ。 *[[◆はじめての対決・後編|萌え小説 12.8]]へつづく… {{include hatu12.3・コメ}} {{category 本編,本文,nolink}}