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萌え小説 番外02.5

うちの子ご自由にお描き下さい同盟



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 はじめての計画・1

 朝食の食堂では、昨日の話題で持ちきりだった。
 互いの初体験や、気持ちヨカった体験、男子のおちんぽ比べ。
 普段は話しにくい、えっちな話題…。
「…くんのおちんぽ、気持ちイイよ?」
「…ちゃんははじめてだもんね。…くんの大きすぎるかも!」
「う〜…まだなんか挟まってるかんじぃ〜」
「二組の…くんのは?」
「まぁまぁかな?
 お漏らししたみたいになっちゃったけど!」
「…代くんのおちんぽ、すごかったね」
「ホント、びっくり!
 ウワサどおりのオトナ・サイズ!!」
「でも、おまんこ、イタそうだよね?」
「ん〜。苦しかったけど…ウフフ!」
「え? シちゃったの? うそ! マジ?! どんな感じ?」
 まるで雛鳥の囀りようだ。
 そんなかしましい話を、好美も良子もダンボ耳で聞いていた。
「ねぇ、こよしちゃん?」
 クロワッサンをモグモグと、良子が好美に話しかける。
「おちんぽ、どう思う…?」
「どうって…」
 好美は返事に困り、皿の上のソーセージを転がす。
「よしちゃんは…? どう…?」
 上目遣いを向けると、良子も好美のメガネの瞳を見ていた。
 互いに互いを見つめ、そして同じタイミングでクスリとした。
 どうやら、思ってることは同じらしい。
 ウィンナー、気持ちよかった。
 最初はドキドキして心配だったけれど、挿れてみるとすぐにおまんこがムズムズ…。
 動かしていると夢見心地になった。
 おちんぽも案外、そうなのかも。
「でも…」
 そばかす顔の良子が、好美の気持ちを代弁するみたいに口を開いた。
「挿れるのは、まだちょっとコワイかな!」
 コクリ。
「でもウィンナー、気持ちヨカったもんね」
 コクコク。
「それでね、あたし思ったの。
 おちんぽ審査をしてみようよ!
 おちんぽ…しんさ…?
 好美は目をパチクリとした。
「ホンモノのおちんぽをね、目の前で確かめるの。
 それでもムリそうなら、挿れなければいいじゃない?」
 好美はすぐに賛同の声をあげた。
「わたしも同じ考え!」
 ニッコリ、ふたつのひまわりが微笑を交わし合う。
 良子とはホントに気が合う。
 以心伝心。ホントに双子みたいだ。
「ねぇ、誰かアテはない?
 おちんぽがちっこい男の子」
 それも好美が聞きたかったところだ。
「難しいね…」
 好美はフォークを銜えて、皿のソーセージに目を落とした。
 "ひ弱そうだから小さい" ということでもないのは、朝、ウワサの四年生のを見たからわかる。
 そのビッグサイズぶりに、良子とふたりであんぐりしてしまった。
 ではその逆はどうなのか…?
 それも疑問だ。
 発育がよければ、オトナに近い。なら、大きいのは当然。
「う゛ぇ〜…。
 ゆり先生の特製ジュース、ヘンな味ぃ〜!」
 良子が口にしたジュースに舌を出した。
 その大げさなリアクションを見て、好美はニッコリ。
「ねぇ、よしちゃん?
 ゆり先生に聞いてみようよ」
 好美の提案を聞いて、良子の頭に電球がついた。
「そっか!
 先生なら、全員の大きさ知ってそうだもんね!!」
 賛同を得た好美は、上機嫌でジュースに手を伸ばした。
 そして、良子のリアクションが大げさでなかったことを思い知った…。
 ともかくも。
 こうしてふたりの、“はじめての計画”がはじまったのである。

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