//番外02.11 {{category 番外02,本文,nolink}} //-- !!はじめての計画・7  お昼は良子の提案で、ヒミツの場所でとることにした。  三人でシャワーを浴び、サッパリとすると、食堂で銀色のトレーを持った。  好美も良子も裸のままだったが、見られることはあまり気にならなかった。  章一は逆に目のやり場に困っている風で、なにをするにももたついた。  そんな章一の世話を焼くのは、意外に楽しい。  一部の男子グループが、チヤホヤされる章一を見て、口をあんぐりと開けていた。  ヒミツの場所へ戻ると、三人でとりとめない話をしながら、食べあい、食べさせあいをして戯れた。  好美と良子がえっちなイタズラを仕掛け、真っ赤になる章一をからかい笑う。  章一はムキになって鼻に皺を寄せたが、それでも楽しそうだった。  章一も一人っ子なせいだろうか。  甘えられる対象に挟まれて、自然と笑みがこぼれていた。  お昼を食べおわると、好美と良子は元気になった章一のおちんぽと戯れた。  しかし、おまんこへは挿れなかった。  ふたりのおまんこは、丸太が入ったようなジンジンが治まらなかったのだ。  章一は不満げに鼻に皺を寄せた。 「ほ、他のコと、おまんこシちゃうぞ!」  などと負け惜しみをいっていたが、ふたりにおちんぽを摩られシャブりつかれると、すぐに甘え声を吐息とともに漏らした。 //PIC 踊り場・夕焼け {{ref_image bg_odori_y.jpg,bgPic}} //--  斜陽が踊り場をオレンジ色に染めだすと、三人はヒミツの場所を片づけ始めた。 「うはぁ…。毛布、グチョグチョだね!」  敷いていた毛布を畳みながら、良子は大げさに笑った。  毛布のそちこちに、精液と愛液のシミ…。  匂いもひどい。 「うふふ。コッソリ戻さないと、怒られちゃうね!」 //  微笑みながら、好美は一抹の寂しさを覚えた。  一緒に毛布を畳み、好美は一抹の寂しさを覚えた。 //--  体験教室は今日でおしまい。  連休が明ければ、また通常どおりの学校。  学年のちがう章一とは、遊ぶ機会もないだろう…。 //  一抹の寂しさが、三人を寡黙にさせる。  陰った踊り場が、三人を寡黙にさせた。 //-- 「お、お礼! いってなかった…」  章一が思い出したように声をあげた。  体験教室では、えっちした後、男子からお礼をいうのが決まりだった。 「あ、ありがとう…こ、こよし姉ちゃん…」  俯き章一が礼をいうと、好美は眩しい微笑をこぼした。 「うん! ありがとう、章ちゃん!」  チュッと章一の頬に音を立てる。  良子も同じように、チュッとキスをした。  俯いた頬が、真っ赤に染まる。 「あ、あ、あのサ…ぉ、お姉ちゃんたち…その…んと……」  いいにくそうにモジモジと、章一が体操着のシャツを揉む。 「す、好きな子…いるの…?」  好美と良子は目をパチクリ。  そして互いの目を見て、双子のようにクスリと笑った。 「うふふ。内緒!」  章一は面食らったように、口をポッカリ開けた。 「な、なんで?!」 「女の子にはね、ヒミツが多いンだよ?  ねぇ、こよしちゃん?」 「うん。女の子にそんなコト、聞いちゃダメよね。  よしちゃん〜♪」 「お、教えてくれてもいいじゃ〜ん!  ねぇってばぁ!」 「うふふ」 「あはは!」  章一はムキになって食い下がり。  好美と良子はからかいながら。  三人で侘しさを笑い飛ばした。