//えっち11 //-- !!はじめての露出 //※ PIC 教室 {{ref_image BG26a_80.jpg,bgPic}} //-- 「あのね…体験教室でね…その…」  女の子は照れたみたいに頬を染めると、思い切ったように呟いた。 「クセになっちゃったの…」  ボクはまた目をパチクリしちゃった。 「えーと…」  “クセになっちゃった”って…? 「ほ、ほら、体験教室って、みんな裸でしょ?」 「うん」  体験教室では、原則・裸なんだ。  だから参加する子は、男子も女子も、みんな裸で過ごすんだ。  シャツは許されてるから、着ている子も多いけどね。 「なんだか、すごくドキドキしてね…。  そのドキドキがね、忘れられなくってね…」 「それで、全裸になって、校舎を歩いてたの…?」  こっくり、女の子ははにかむように頷いた。 //  ボクは目が点になっちゃった。  ボクはなんていうか…目が点。 //--  だってドキドキしたいから、裸になって、校舎を歩き回るなんて…それってさぁ……。 「ヘンタイだよね…」  女の子は言い当てるみたいに、ションボリ、ポツリ…。 //  女の子はションボリとしちゃった。  シュンとツーテールの髪までショゲかえって、可哀相なくらい。  ボクはなんだか、いたたまれなくなっちゃった。 「お、思ってないよ!  ヘ、ヘンタイなんて思ってない」  慌てて取り消すようにいうと、女の子はパッと顔をあげた。 「ホント?!」  う、うん。そうだね。  ホントはヘンに思うけど――、気持ちはわかるんだ。 「ボクも、体験教室でドキドキだったし…。  裸を見られるのって、なんか興奮しちゃうよね!」 //  うん。女の子だとそう。  うん。そうだね。  女の子の前だと、特にそう。  さやちゃんに見られると、恥ずかしいのと同時に、妙に気持ちが昂ってきちゃう。  なんだか体がモジモジしてきて、つい、おちんぽがピョコンしちゃうんだ。 //  ヘンだと思うから、今まで誰にもいったことないけど…。  ヘンだと思うから、誰にもいったことなかったけど…。 //-- 「だから、気持ちはよくわかるよ」  女の子はポカンとして、そしてクスッと笑った。 「鈴代くんってば、ヘンタイね!」 「え…?」  思わぬ言葉に、ボクは耳を疑っちゃった。  そしたら女の子は、とても可笑しそうにクスクス、両手を口にあてて笑いだした。 // 「だって、見られてイイなら、隠れることないじゃない〜」 「あ。そっか…」 「あはは!」  女の子は、笑いだすと止まらなくなるタチみたい。  “あどけない”っていうの? ころころっと、鈴が転がるみたいな声で笑い続ける。  同学年かと思ったけど、一年下なのかも。  なんか、かわいい。 「ねぇ、服はドコ?」  そう聞くと、女の子は全裸なのを思い出したみたい。  恥ずかしそうに腕で身体を隠して、モジモジ、ソワソワ…。 //  なんか、かわいい。 //-- 「教室。  更衣室だと、目立っちゃうから…」  今の時間だと、クラブで出入りする子がいるもんね。 // 「教室はドコ? 送ってあげるよ」 「教室はドコ?」  いいながらボクは、着ているシャツを脱いだ。  うん。教室まで送ってあげるつもり。  だから女の子の教室まで、ボクのシャツを貸そうと思ったんだ。 //  そしたら女の子は、ボクの手を握って、どんぐりみたいな瞳を向けてきたんだ。  そしたら女の子は、ボクの手を握って、どんぐりみたいな瞳を向けて。 // 「ねぇ、鈴代くんも“裸探険”してみよ?」 // 「ねぇ、鈴代くんも、してみよ?」 「ねぇ、鈴代くんも“探険”しよ?」 「え、えっと…」 //  突拍子もなくって、ボクは言葉を迷っちゃったよ…。  それって、ボクも全裸になって、校舎を歩こうってこと…? // 「だから脱いだんでしょ?  ちがうの…?」 「んと、んと…じゃなくて…」  くりっとした瞳を見てると、どうもうまく話せない。 //  ていうか、火照った小さな手のぬくもりのせいなのかも。 //  ていうか、火照った小さな手のせいかも。  ていうか、小さな手のぬくもりのせいかも。 //--  んと…おちんぽがなんか期待しちゃってる…。 「気持ち、わかるっていったのに…」  女の子はションボリ。  うるうる、涙ためて、今にも泣きだしそう。  なんだか、ボクがイジめてるみたいな気分…。 「で、でもぉ――」 「ちょっとだけ。ね?」 {{metainfo}}